湯葉と豆腐の違いとは?食べ方や作り方・レシピは?名前の由来や味なども紹介!
湯葉とはどんな食べ物か知っていますか?何を原料としてどのように作るのでしょうか。今回は、湯葉の名前の意味・由来や味に加えて、種類や豆腐との違いについて紹介します。湯葉の食べ方や、作り方・レシピの他に保存方法についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
湯葉とは?
湯葉は日本で古くから親しまれている食べ物で、旅館や料亭などでもよく提供されています。白くて薄い膜状の形をしていますが、湯葉は何から作られている食べ物なのでしょうか。湯葉の正体や名前の由来、味や食感について解説します。
湯葉とは原料の豆乳を火に掛けて表面にできる膜
湯葉とは、豆乳を弱火で加熱して煮詰めた時にできる薄い膜のことを指します。湯葉はこの薄い膜を割竹などを使って引き上げ、水切りして作るのが特徴です。湯葉の膜は豆乳のタンパク質が凝固したもので、豆乳や豆腐よりもタンパク質が多く含まれています。
湯葉の起源は6世紀の中国の精進料理で、豆腐を作る過程でできた副産物として生まれました。湯葉が日本に渡ったのは13世紀ごろで、中国へ渡った留学僧によって湯葉が伝えられたと言われています。
「湯葉」の名前の意味・由来
湯葉は見た目が老婆の皮膚のシワのように見えることから老婆を意味する「姥(うば)」と呼ばれ、これがなまって「湯葉」と呼ばれるようになったと言われています。
湯葉は、かつては「宇波」や「上波」、「油波」などと呼ばれており、どれも豆乳にできた膜を表しています。湯葉の名産地である京都では「湯葉」と表記されますが、日光では「湯波」の字が使われることが多いようです。
湯葉の味・食感
湯葉は豆乳を濃縮して作られているため、濃厚な豆乳の風味があります。淡泊な味わいで匂いや味のクセがないことから、色々な食材に合いやすく様々な料理に使われています。また、湯葉は口当たりが良くとろけるような柔らかい食感が特徴です。
Twitterの口コミ
今日の晩酌。
豆腐屋さんで生湯葉を買って来たので、
それを肴に沖縄17年ものの古酒の泡盛梅酒
を頂きました。
湯葉がめちゃくちゃ濃い味で美味しゅうございました😍
カーッ!幸せだなぁ〜!
Twitterの口コミ
隅々までじっくり読まさせていただきました☺️
リーズナブルですけどお母さんの一切手を抜いてない感が伝わってきました😳
味のしっかりしたおからにトロっとろの汲み湯葉🥰
祇園は本当に通り過ぎるだけですがまめたこさん手帖で興味が湧いてきました😊
湯葉のカロリー
カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 | |
湯葉(100gあたり) | 231kcal | 3.3g | 11% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、湯葉のカロリーおよび糖質量、1日の摂取カロリーに占める割合を示したものです。湯葉のカロリーは小盛りによそったご飯(140g)のカロリーに相当します。一方で糖質量は低く、湯葉の糖質量はスナップえんどう5さや分の糖質量ほどしかありません。湯葉は糖質量が低いため、低糖質ダイエットに向いた食べ物だと言えるでしょう。
湯葉の種類は?
湯葉には様々な種類がありますが、大きく分けると生湯葉と乾燥湯葉の2つに大別されます。それぞれの湯葉はどのような特徴があるのでしょうか。次の項目では、生湯葉と乾燥湯葉の製造方法や食感の特徴などを解説します。
①生湯葉
生湯葉とは豆乳から引き揚げた膜のことで、生湯葉を取り出す前に引き揚げた湯葉はつまみ湯葉と呼ばれています。生湯葉は鮮度が高いため、日持ち期間は数日程度です。生湯葉は水分量が多いため柔らかくなめらかな口当たりで、とろけるような食感があります。