湯葉と豆腐の違いとは?食べ方や作り方・レシピは?名前の由来や味なども紹介!
湯葉とはどんな食べ物か知っていますか?何を原料としてどのように作るのでしょうか。今回は、湯葉の名前の意味・由来や味に加えて、種類や豆腐との違いについて紹介します。湯葉の食べ方や、作り方・レシピの他に保存方法についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②乾燥湯葉
乾燥湯葉とは保存性を高めるために生湯葉を乾燥させて作ったもののことで、生湯葉よりも日持ち期間が長いのが特徴です。乾燥湯葉には、筒状の「切小巻湯葉」や昆布で巻いた「おはらぎ湯葉」、樋のような形の「とゆ湯葉」など様々な種類のものがあります。
乾燥湯葉を使う際には、多めのぬるま湯に10分ほど漬けて戻してから使います。戻した乾燥湯葉は、生湯葉に比べて弾力のある食感が特徴です。
湯葉と豆腐の違いは?
湯葉と豆腐は同じ大豆製品ですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、湯葉と豆腐の違いについて解説します。
湯葉と豆腐では作り方に違いがある
湯葉と豆腐はどちらも豆乳を原料としていますが、製法が異なります。豆腐は凝固する作用のあるにがりを使ってタンパク質を固めて作るのに対し、湯葉はにがりなどの凝固剤を使わずに作るのが特徴です。豆乳に熱を加えると表面の水分が飛んで濃縮し、豆乳に含まれるタンパク質が固まって表面に膜ができます。こうしてできた膜を引き揚げたものが湯葉です。
一方で、豆腐はにがりを使用して豆乳のタンパク質を固めて作るものです。豆乳ににがりを加えると、にがりに含まれる塩化マグネシウムなどの成分がタンパク質と反応を起こして固まり、豆腐が出来上がります。豆乳に入れるにがりの量が多いほど、硬い食感の豆腐に仕上がります。
湯葉の作り方は?
家庭で湯葉を作るのは難しいイメージがありますが、湯葉は作り方のポイントを抑えれば簡単に作ることができます。ここからは、家庭でも作りやすいホットプレートを使った湯葉の作り方を紹介します。
材料
・無調整豆乳:300㏄
作り方・手順
湯葉の作り方や手順は、以下の通りです。
【作り方】
1.ホットプレートに豆乳を流し込んで中火で加熱する
2.沸騰寸前で弱火にする
3.表面に膜ができたら優しく菜箸で引き揚げて完成
自宅にホットプレートがない場合は、フライパンでも同様の方法で湯葉を作ることができます。湯葉を作る上で重要なのは火加減です。火力が強すぎると焦げることがあるので、弱火から中火で加熱してください。
湯葉を引き揚げる際には、周りから優しく膜を剥がすときれいな湯葉が作れます。できた湯葉は豆乳を注いだ容器に浸しておくと、湯葉が崩れるのを防ぐことができます。
湯葉の食べ方やレシピは?
湯葉は醤油をつけてさしみ湯葉として食べるのが支流ですが、その他にも色々な食べ方があります。ここからは、湯葉を使ったおすすめのレシピを6つ紹介します。