かすべとはどんな魚?旬の時期や栄養価は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!

かすべとはどんな魚か知っていますか?あまり馴染のない魚だと思います。今回は、かすべの〈名前の由来・味わい・旬の時期〉など種類とともに紹介します。かすべの栄養価や捌き方・下処理法のほか食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. かすべとはどんな魚?主産地は?
  2. かすべの特徴・名前の由来
  3. かすべの味わい・食感
  4. かすべの主産地・漁獲量
  5. かすべの旬の時期は?種類で違う?
  6. ①メガネカスベ:冬(12〜1月)
  7. ②ツマリカスベ:春(3〜4月)
  8. ③リボンカスベ:夏(8〜9月)
  9. かすべの選び方や栄養価は?
  10. かすべの選び方のポイント
  11. かすべの栄養価
  12. かすべの捌き方・下処理の仕方
  13. かすべの食べ方・レシピのおすすめ
  14. ①かすべの唐揚げ
  15. ②かすべの煮付け
  16. ③かすべのエイヒレ炙り
  17. かすべを美味しく食べよう

かすべの選び方や栄養価は?

出典: @nantaru_aso

かすべは段見慣れている人でない限り、どれが新鮮なのかを見分けるのは難しいです。今回は、新鮮なかすべを選ぶポイントやかすべに含まれる栄養素について説明するので参考にしてください。

かすべの選び方のポイント

新鮮なかすべの特徴は、下記の通りです。

・アンモニア臭がしない
・身に張りがある
・表面の模様がはっきりしている
・表面の粘液が透き通っている


かすべは、体内に尿素を蓄えておりこれがアンモニアへと変わることで臭いを放ちます。鮮度が落ちるほど臭いが強くなるため、選ぶときは臭いを確認してください。またかすべの体表は透明な粘液でおおわれていますが、鮮度が落ちると粘液が白く濁ります。表面の模様もかすむため、鮮度を見分けるポイントのひとつに加えてください。

かすべの栄養価

かすべの栄養価は、下記の通りです。

・たんぱく質
・ビタミンB群
・ナイアシン


かすべには良質なたんぱく質が多く含まれていますが、カロリーや糖質が低いためダイエット向きな食材と言えるでしょう。また、ビタミンB群やナイアシンには、摂取した糖や脂質をエネルギーへと変換するため、脂肪をためにくくしてタンパク質と共に筋肉を作りやすくする働きもあります。

これらの栄養素は、他の栄養素の吸収や運用を促す働きがあるためダイエットに一役買って出るようです。

かすべの捌き方・下処理の仕方

かすべの下処理は以下のようにします。

①表面のぬめりをたわしなどで洗い流す
②左右のヒレを切り落とす
③内臓を取り出し、残った顔の部分は食べられないので捨てる
④皮と身の間に切れ込みをいれ引きはがす
⑤料理にあわせて食べやすい大きさに切り分ける


かすべは表面に粘液をまとっているため、しっかりとぬめりを洗い流してください。ぬめりが残っていると臭いの原因となるので注意しましょう。塩を刷り込んで洗うことでぬめりが取れやすくなりますよ。身と皮を引きはがす際に固い場合は、調理用のペンチなどを使用してはがしてください。

かすべの食べ方・レシピのおすすめ

かすべの産地や風味などの特徴について分かりました。かすべの身は北海道や東北地方でしか食べられていませんが、実は美味しく食べることができます。かすべを美味しく食べれる調理法を説明するので、レシピのレパートリーの参考にしてください。

①かすべの唐揚げ

出典: https://cookpad.com/recipe/5722363

コラーゲンたっぷりなかすべの唐揚げです。柔らかい身の部分とコリコリとした軟骨を一緒に食べることができるため、鶏肉とは違った味わいを楽しめます。ご飯のお供やお酒のつまみとしておすすめの一品です。

かすべの簡単唐揚げ by るんちゃん♪♪ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品

②かすべの煮付け

出典: https://cookpad.com/recipe/5007101

かすべを使った煮付けになります。かすべは軟骨のため余すことなく全部食べることができる魚です。コラーゲンたっぷりでプルプルとした食感も特徴になります。かすべの風味は淡白なため、しっかりと味付けするのがいいでしょう。

カスベ(エイヒレ)の煮付け by 藤井21 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品

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