小籠包の正しい食べ方・手順は?マナーはある?生姜・タレの使い方も解説!
小籠包の食べ方について知っていますか?今回は、小籠包の食べ方の手順や、食べる際の注意点について紹介します。そのほかにも食べる際の生姜・タレの使い方や、小籠包を食べる際のマナーについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
最後に、皮と餡だけになった小籠包を食べます。熱いスープは先に飲んでなくなっているので一口で食べて皮と餡の味を楽しんでも良いでしょう。また、このタイミングでタレをつける人もいますが、マナー的には間違いではないので、自分の好みのタイミングでタレにつけて食べてください。
小籠包を食べる際の注意点は?
熱々の状態を食べるのが醍醐味の小籠包ですが、食べるときにはいくつかの注意点があります。ここでは、小籠包を食べるときの注意点を紹介するので、トラブルを防ぐためにも注意点を理解した上で小籠包を楽しんでください。
舌が火傷をしないように気をつける
小籠包はせいろで蒸された熱々の状態で味わうのが美味しい食べ方ですが、その熱さから舌を火傷してしまうことがあるので注意が必要です。火傷を防ぐために、以下の点に気を付けましょう。
・レンゲの中で割ってスープを先に飲む
・熱いものが苦手な場合は良く冷ます
・冷たい飲み物を用意しておく
手順でも紹介した通り、小籠包は皮と餡を食べるより先にスープを先に飲むのが正しいマナーです。小籠包をまるかじりをしてはいけないというマナーは、口の中を火傷しないための配慮からできたものだとも言われています。
なお、人によって熱さの感じ方には差があるので、熱い食べ物が苦手な方はしっかりと冷ましてから食べることを心がけましょう。万が一熱すぎた場合のために、火傷が不安な方は冷たい飲み物を用意しておくことも大切です。
小籠包を食べる際のマナーは?
料理には、それぞれの国で違った食事のマナーが存在するので、中華料理の一種である小籠包も中国の食事マナーに沿って食べるのがおすすめです。ここでは小籠包を食べる際のマナーについて紹介しましょう。
①レンゲを使って食べる
ここまで小籠包の食べ方の中でも説明した通り、小籠包を食べる時にはレンゲを使って食べるのが基本のマナーです。和食では食事を小皿に移して食べることがありますが、レンゲが小皿の代わりだと思って食べると良いでしょう。レンゲを使わず小籠包を直接口に運ぶのはマナー違反であるだけでなく、火傷する可能性も高まるのでしないようにしてください。
なお、レンゲは持ち手のくぼみに人差し指を差し込み、残りの親指と中指ではさむようにして持つのが正しい持ち方です。
②中国ではお皿を持たない
日本料理ではお皿を持って食べることが多いですが、中国料理ではお皿を持たずに料理を食べるのが基本のマナーです。小籠包が運ばれてきたら自分の分の小籠包をせいろから取り出して、タレの入った取り皿に移し、それからレンゲに移してレンゲを小皿代わりにして食べましょう。
なお、中国料理では取り皿を料理ごとに変えることもマナーの一つなので、汚れた皿は変えるようにして下さい。
小籠包を美味しく食べよう
中国料理の中でも食べ方のマナーに特徴のある小籠包ですが、そのマナーは火傷への配慮が一つの理由になっています。小籠包は肉汁がたっぷりと入ったスープが醍醐味の一つなので、レンゲを活用してスープを無駄なく楽しみましょう。今回紹介した食べ方などを参考に、小籠包を美味しく味わってみてください。