小籠包の正しい食べ方・手順は?マナーはある?生姜・タレの使い方も解説!
小籠包の食べ方について知っていますか?今回は、小籠包の食べ方の手順や、食べる際の注意点について紹介します。そのほかにも食べる際の生姜・タレの使い方や、小籠包を食べる際のマナーについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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小籠包の食べ方の手順は?
中国料理のひとつである小籠包は、最近では専門店も増えてきた人気の食べ物ですが、その食べ方には特徴があります。ここでは、正しい小籠包の食べ方の手順を画像を用いて詳しく説明します。正しい食べ方を理解しておくと美味しさも上がるので、是非試してみてください。
①食べる前に薬味や酢醤油を準備する
小籠包を注文し終わったら、まずは薬味や酢醤油を準備しておきましょう。日本のお店ではテーブルに醤油と酢が用意されているので、その2つを自分の好みの配分で合わせ酢醤油を作ります。なお、小籠包の本場である中国では、別の場所に置かれている醤油や酢などの調味料を各自でテーブルに運ぶ場合もあります。
小籠包のタレは酢と醤油を3対1で合わせた合わせ酢醤油や、黒酢で割った黒酢醤油が基本ですが、ここにワサビや砂糖などの調味料を追加して好みの味付けにするのもおすすめです。また、小籠包のタレ皿とは別に空の取り皿も準備しておくと、食事中にレンゲからスープが溢れてしまった時などの置き場所になります。
②小籠包の頭の部分をつまんでタレにつける
小籠包が運ばれてきたら、せいろから取り出すときに注意が必要です。小籠包は餃子よりも薄い皮で作られているので、つまむ場所を間違えると皮が破けてスープがあふれ出し、テーブルや服を汚す可能性があります。さらにスープには肉汁が詰まっているため、スープが流れ出すと美味しさが半減してしまいます。
小籠包をつまむときは、皮が何重かに重なって破れにくくなっている頭の部分の皮を持つと、破れずにうまくつまむことができるでしょう。うまくつまめたら、そのままタレにつけてください。
③小籠包をレンゲに乗せる
小籠包はレンゲに乗せる食べ方をするのが大きな特徴です。前述した通り小籠包の頭の部分を箸でつまんで底の方にタレをしっかりとつけたら、そのままレンゲの上に乗せましょう。レンゲの上に乗せて食べることで、小籠包の醍醐味である肉汁たっぷりのスープをこぼさず堪能することができます。
④薬味の千切り生姜を乗せる
次に、レンゲに乗せた小籠包の上に薬味の千切り生姜を乗せます。生姜は小籠包の美味しさを引き立たせ、肉の油がたっぷりと含まれたスープの味を整える役割を持っている、小籠包には欠かせない薬味です。
なお、小籠包の本場である台湾ではタレを作った時点で生姜も混ぜて、タレを染み込ませてから小籠包に乗せる方法が主流です。タレを染み込ませても染み込ませなくても、どちらでもマナー違反ではないので、好きな食べ方で楽しみましょう。
⑤小籠包を割ってスープを飲む
餃子などは丸ごと口に運んで食べますが、小籠包を食べる時はまず箸で皮の一部を割って先にスープを飲むのが正しい食べ方のマナーです。箸で割るとレンゲの中に自然にスープがあふれ出るのでそれをそのまま味わいましょう。
なお、小籠包を少しかじり、5ミリほど穴を開けてそこからスープを飲む方法もありますが、こちらの食べ方もマナー違反ではありません。ただし、この方法の場合は中のスープが非常に熱い可能性があるので、火傷をしないように気をつけて飲みましょう。