サトウキビの食べ方・吸い方は?どんな味?皮の剥き方や活用レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】サトウキビの食べ方について知っていますか?今回は、サトウキビの皮の剥き方や、食べ方・吸い方に加えて、活用レシピのおすすめも紹介します。サトウキビの旬の時期・味や、食べる際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
サトウキビは植物ですから、保存方法や期間など、管理面で気を付けておかなければならないことがいくつかあります。日頃あまり馴染みのないものだからこそ、広くは知られることがない注意点を詳しく説明します。
赤い部分があるサトウキビを食べると中毒になる可能性がある
サトウキビは日本なら南西諸島など、熱帯や亜熱帯に当たる地域で主に栽培される農作物です。よって輸送が必要不可欠なのですが、輸送や保存の方法などが悪いとカビが繁殖し、大量の毒素を発する可能性があります。サトウキビのカビは神経毒を発生させ、それが体内に取り込まれると、中毒を引き起こしかねません。
上記のような、食べると危険なサトウキビは見た目で判断することができます。断面の中心がピンク色や褐色に変色したものは、カビが生えていて中毒を引き起こす可能性があるので食べてはいけません。また、断面の繊維質が干乾び、菌糸の斑点があるようなものも、長時間放置された可能性が高く食用に適さないとされています。
サトウキビの活用レシピ
サトウキビは常温で置いておくと段々と水分が失われ、1週間から2週間程度で変色してしまい、変色した部分は食べられません。また、放置することでカビが生えるリスクも高まるので、新鮮なサトウキビが手に入ったら、なるべく早く使い切るようにしましょう。ここではお勧めのレシピをいくつか紹介します。
①ブルーベリージャム
砂糖を使わずサトウキビのみの甘みで作るブルーベリージャムです。素朴な甘さが感じられる仕上がりになっています。ブルーベリーだけでなく、他のフルーツを使ったジャム作りにも同様に応用できるレシピです。
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②煮物
サトウキビは砂糖の原料ですから、砂糖の代わりに使うことができます。普段よく作る煮物もサトウキビを使って作ってみてはどうでしょうか。少し手間はかかりますが、自然な甘さと旨味やコクのある美味しさを出すことができるので、是非試してみてください。
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③サトウキビジュース
サトウキビを絞ると、やさしい甘さの美味しいジュースができます。そのままでは少し青臭さが残るので、レモン汁やクエン酸を加え、よく冷やして飲みましょう。また、炭酸水で割ってソーダとして飲むのもお勧めです。
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サトウキビを食べてみよう
サトウキビにはミネラルやオリゴ糖が含まれているため、生活習慣病の予防や整腸作用などが期待できるといわれています。普段の生活ではサトウキビをそのまま食べる機会はなかなかありませんが、現在は通販などでも手軽に手に入れることができるので、今回ご紹介した食べ方を参考に、是非一度チャレンジしてみてください。