牛乳の容器にペットボトルを使わない理由とは?海外でも瓶・パックが主流なの?
牛乳の容器にペットボトルが使われるのをあまり見かけませんが理由はあるのでしょうか?今回は、牛乳の容器がパック・瓶だけでペットボトルが使われない理由を紹介します。海外ではペットボトル牛乳が主流な理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ペットボトル入り牛乳を作るのに巨額な開発費が必要で断念
牛乳の品質を保持しながらペットボトル入り牛乳を生産するためには、既存のペットボトル飲料の生産ラインをそのまま流用することができません。そして、その開発には巨額の開発費が必要となります。開発のためのコストが巨額になるとしたら、牛乳の値上げにつながってしまい、それは牛乳の消費量の落ち込みにつながる懸念材料と言えるでしょう。
また、ペットボトル入りの牛乳を常温で持ち歩かないようにメーカー側が消費者に注意喚起したとしても、持ち歩く人が出てくることも想像でき、食中毒のリスクが懸念されます。以上のようなリスクを負ってまでペットボトル入り牛乳の開発をすることが、乳業メーカーにとってプラスになるのか明白ではありません。
【結論】ペットボトル牛乳がない理由はコストの問題
ペットボトル入りの牛乳は、正しく保管すれば安全でとても便利なものです。しかし、開発のためのコストが高額になるとの理由から、日本では現在でも見かけることがありません。栄養豊富で健康的な飲料である牛乳が、今後便利なペットボトル入りで販売されることを期待し、牛乳をたくさん消費しましょう。