グァバとはどんな果物?種類や食べ頃の見分け方は?お茶としての活用法も紹介!
グァバとはどんな果物か知っていますか?今回は、グァバの〈旬・種類・食べ頃〉などの他に、味わいや食べ方のおすすめも紹介します。果物としてそのまま食べるだけではなく、グァバのお茶としての活用方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
グァバとは?どんな果物?
グァバとはパパイヤやマンゴーのように南国の果物というイメージを持たれる果物ですが、生のグァバを普段から食べているという話はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。まずはグァバについて、産地や種類、名前の由来などを中心に紹介します。
グァバの旬や主産地
グァバは8月~10月頃に旬を迎えます。グァバの原産地である熱帯アメリカの地域では、紀元前800年頃から先住民たちに食べられていました。現在の主な産地はブラジルやハワイ、ニュージーランド、台湾などで、日本では沖縄や鹿児島などの比較的温暖な地域で育てられています。
グァバの種類
グァバの種類は非常に多種多様で、世界には160以上もの種類があると言われています。中でも代表的なものは実が赤色のスイカグァバ、果実が大きいキンググァバ、丸形のアップルグァバなどです。また、ハワイ産の「バーモント」や台湾産の「東山月抜」という種類もあります。
なお、市場に多く流通している種類は、ストロベリーグァバやイエローストロベリーグァバなどです。厳密に言うとこれらは分類学上ではグァバとは違う植物ですが、グァバとして流通されています。
グァバの名前の意味・由来
グァバの名前の由来は、スペイン語で果物を意味するguayabaが訛ったものとされ、和名ではバンジロウまたはバンシルーとも呼ばれています。グァバは漢方薬として使われていた歴史もあり、漢字で蕃石榴と書いてバンシルーと読まれていました。それが沖縄でバンジロウと訛り、そのまま呼ばれるようになったともいわれています。
グァバの食べ頃の見分け方
グァバをそのまま食べる際は、食べ頃のグァバの見分け方を覚えておくと便利です。選ぶときは以下のような美味しいグァバの特徴を持ったものを選びましょう。
・果実が丸みを帯びていて重みがある
・皮の色は黄緑色
・香りが強い
・触ると柔らかく、弾力がある
・甘い香りがする
まだ皮が青く実が固い場合は、皮の色が変わってグァバ特有の甘い香りがしてくるまで常温で追熟させましょう。数が多く一度で食べきれない場合は新聞紙に包んで冷蔵庫で保存できますが、様子を見ながら傷む前に早めに食べ切るようにして下さい。
グァバの食べ方や味わいは?
トロピカルフルーツの王道と称されることもあるグァバですが、どのように食べると美味しいのでしょうか。ここでは美味しい食べ方や、味わいなどについて紹介します。
グァバの美味しい食べ方
グァバは冷蔵庫で適度に冷やし、皮を剥いて好みの大きさにカットして食べるのがおすすめです。真ん中の小さな種は食べる事ができますが、固いので気になる場合はスプーンですくい出しましょう。また、グァバはジュースにして飲んでも良く、その場合は皮を剥いてカットしてそのままミキサーにかければ完成です。
こちらも種が気になる場合は、茶こしなどを使い種を取り除きましょう。ジュースを凍らせればシャーベットとしても楽しめます。
グァバの味わい・香り
グァバの味はイチゴや桃に近いですが、薄味でさっぱりとしています。果肉の色ごとに食感が異なり、赤い果肉はねっとりとしており、白い果肉は赤い部分に比べさらりとした食感です。前述した通り熟してくると非常に甘い香りが漂いますが、その香りは麝香(じゃこう)のような香りとも言われます。