メバルの刺身は寄生虫に注意!味や美味しい食べ方は?さばき方・熟成方法なども紹介!
メバルの刺身について知っていますか?今回は、メバルの刺身の味や美味しく食べるためのコツに加えて、寄生虫がいるのかや、対策方法も紹介します。メバルのさばき方や、アレンジ料理レシピのおすすめ紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
メバルは刺身で食べると弾力があり、コリコリとした食感が癖になる人もいますが、さらに美味しく食べられる方法があります。以下では、メバルをさらに美味しく食べるための5つの方法を紹介します。
①熟成させる
実はメバルは家庭でも簡単に熟成させられる魚で、熟成させることでメバルのうま味をさらに出すことができます。
メバルを家庭で熟成させる方法は、まずメバルの内臓とうろこを取り、3枚におろしましょう。次に余分な水分を取り除くために塩を振り、キッチンペーパーで包みます。その後、バットに寝かせて冷蔵庫で一日寝かせることで、次の日には美味しい熟成メバルが食べられます。
②サイズを選ぶ
メバルの刺身に適しているサイズは、25cmを超えるものとされています。20cm以下のメバルは小ぶりなサイズなので、刺身にするより唐揚げがおすすめです。刺身用にメバルを購入する場合は大きめのサイズを選びましょう。
③旬の時期のメバルを食べる
メバルの旬は春から初夏にかけてで、冬の間に体に栄養を蓄えるため春にはメバルの身が膨れ上がり、脂がのって美味しくなります。旬の時期に食べるメバルはうま味が増し、身もふっくらとして美味しく味わえます。
④血抜き&神経締めをする
メバルを刺身で食べたい場合は、釣ったばかりのメバルの神経をすぐに締める必要があります。理由は神経締めをしてメバルの動きを止めないとメバルが暴れることで体力を消耗し、うま味が損なわれます。
また、神経締めを行ったメバルは血抜きをしっかりと行い、清潔にしましょう。メバルの血には雑菌が多く棲みついていることもあり、雑菌が身に付着すると、身が腐るのを早めることがあります。
⑤身に水をつけないようにする
メバルは身を洗うために水につけると、身のうま味が逃げることがあります。また、メバルの身は長い時間水に触れることで崩れやすくなり、刺身をお皿に並べたときの見た目が悪くなります。なお、血抜きをするときは水で洗うと良いですが、洗いすぎには気を付けましょう。
メバルのさばき方は?
メバルの背ビレにはトゲがあり、捌くのにかなり苦戦するように見えますが、実は手順を踏んで捌くと簡単に捌けます。
1.うろこを取る
2.胸ビレ、腹ビレと一緒に頭を切り落とす
3.尻から包丁を入れて、内臓を取り出す
4.血合いを洗い流し、水気をよく切る
5.腹側と背中側から中骨に沿って包丁を入れる
6.中骨に沿って頭側に切っていき、半身をはがす
7.もう一方の半身も同じようにはがす
8.腹骨もしっかり取る
メバルの中骨はかなり太いので、刺身で食べるときに気になる人はピンセットや包丁でしっかり取りましょう。また、血合いを取る前に血合いの部分に切り込みを入れると、さらにきれいに血合いを取れるので試してみてください。
メバルの刺身の美味しい食べ方・レシピ
煮つけや唐揚げでも美味しいメバルは刺身でも美味しく、メバル本来の味を楽しめます。捌きたてのメバルの刺身を醤油で食べるのも良いですが、他の味付けで食べるのもおすすめです。以下では、メバルの刺身をうまくアレンジして美味しく食べる方法を紹介します。
①メバルのカルパッチョ
メバルのカルパッチョはメバルの刺身をお好みの野菜と一緒にさっぱりとした味付けで食べられるので、暑い夏場におすすめの調理方法です。熟成させたメバルを使えば、さらに美味しくカルパッチョを食べられます。