アイナメの刺身用の捌き方・締め方は?寄生虫の対策や切り方のコツも解説!
アイナメの刺身について知っていますか?今回は、アイナメの刺身の味わいや、締め方・旬など美味しく食べるためのポイントに加えて、寄生虫の対策法も紹介します。アイナメの刺身用のの捌き方についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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アイナメの刺身の味は?うまい?
流通量が少なく、普段スーパーでは滅多に見かけないアイナメは煮魚の王ともいわれています。そんなアイナメの刺身の味はどんな味なのでしょうか。アイナメの刺身の味や食感を口コミも一緒に紹介します。
アイナメの刺身の味わい・食感
アイナメは脂肪の多い魚で別名アブラメとも呼ばれ、脂の旨みの多い白身の魚です。食感は脂のとろっとした食感と、新鮮なものは弾力ある小気味いい歯ごたえのある食感が特徴です。
Twitterの口コミ
シンプルにして究極の一品。
さっきまで泳いでた新鮮な旬のアイナメを贅沢に。
コリコリした独特の食感と甘みがたまりません。
日本酒を添えて至福のひとときを。
(*アイナメについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
アイナメの刺身を美味しく食べるには?
アイナメは鮮度が落ちやすい魚なので、美味しい刺身を食べるにはいくつかのポイントがあります。刺身にする時のポイントについて解説します。
①旬の時期のアイナメを食べる
アイナメは通年水揚げがありますが、4月~8月頃のアイナメが最も身が充実して美味しいと言われています。刺身にするなら身が大きくなっているこの時期のアイナメが良いでしょう。ただし、旬に合わせて販売価格も4月~8月頃が最も高くなります。
②血抜き&神経締めをしっかりする
アイナメは血抜きと神経締めを正しく行うことで刺身で美味しく食べることができます。締め方の手順は以下の通りです。
1.アイナメの眉間をついて脳死させる
2.エラ蓋を上げ心臓に繋がる血管を切る
3.尾びれの付け根と背骨を切る
4.水を張ったバケツの中に頭を下にしてしばらく入れる
5.脳死させた穴から針金を差し込む
5.ビニールで包み氷を入れた10℃以下の海水の中で保管する
魚がバタバタと暴れると鮮度が落ちる原因になるので、血抜きと神経締めはとても重要になります。きちんと処理できると4~5時間は死後硬直せずに美味しい刺身が食べられます。長時間の移動になる場合は締めた後に内臓を取り出しておくとより良いでしょう。アイナメはこのような処理をしっかりしないと臭みが出ることがあるので注意が必要です。
③身に水がつかないようにする
アイナメを捌く時は血や鱗などをしっかり水で流さないといけません。ただしこれを水浸しのまま行うと身が水を吸って水っぽくなるだけでなく、アイナメの特徴である脂や旨みも一緒に流れてしまいます。
美味しい刺身を食べるためには、すぐに水を使うのではなくキッチンペーパーやタオルを使ってしっかり拭き取ることも意識しましょう。また、包丁やまな板などの水気も意識して取るようにしてください。