あさつき(浅葱)とは?ねぎとの違いは?食べ方・料理レシピや旬の時期なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】あさつき(浅葱)とはどんな野菜か知っていますか?今回は、あさつき(浅葱)の名前の意味・由来や、味わい・食感に比べて、<わげき・万能ねぎ>との違いも紹介します。あさつきの選び方や保存方法の他に、食べ方や活用料理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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あさつき(浅葱)とは?どんな野菜?
あさつき(浅葱)は料理に使う頻度が高いですが、わけぎや万能ねぎとは見分けがつかない人も多いようです。ここではあさつきとはどんな野菜かについて、名前の意味や旬の時期、産地を交えて説明します。
「あさつき(浅葱)」の名前の意味・由来
あさつきとは本来、山に自生している山菜をさし、九州と沖縄を除く日本国内のほか、ロシアのシベリアでも見られるようです。現在流通しているあさつきは、早い時期に採取した葉ねぎと春に収穫するエゾネギの新芽の2つに大別されます。
浅葱と書くあさつきは、わけぎや万能ねぎと比較した時に、緑色が浅いことが名前の由来です。またあさつきは、イトネギやセンボンネギ、センボンワケギと呼ばれることもあります。
あさつきの旬の時期・産地
あさつきの中でも、葉ねぎを早期に収穫するものは通年で流通しています。その旬の時期は3~4月と10月です。一方のエゾネギの新芽は12~3月に流通し、旬は1~3月になります。あさつきの産地として知られているのは広島県と福島県、山形県、群馬県です。
あさつきの味わい・食感
あさつきは辛味とネギの香りがよいため、薬味として使われることが多いです。しかし、茹でると辛味と香りが軽減され、甘みが強くなります。食感がシャキシャキしているので、炒め物や天ぷらにするのもおすすめです。
Twitterの口コミ
昨日赤羽岩淵で買ったあさつき、「酢味噌で食べてもいいし、ごま油で炒めてもいいし、とにかく止まらなくなるくらい美味しいよ」と教えてもらったけど、ごま油、塩、にんにくで炒めてみたら本当にめっちゃくちゃ旨い。最高。
Twitterの口コミ
「浅葱(あさつき)」は細くて緑色の部分が多く、
別名「糸ねぎ」とも呼ばれるネギ
「青ねぎ」とそっくりだけどチョーット違うネギ
意外と辛味があるんだネギ
(*ネギの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
あさつきの原産地は日本で、別名「あさぎ」、「草らっきょう」とも呼ばれることがあります。また、山形県では雪の下から掘り出された新芽が「ひろっこ」の名で春を告げる伝統野菜として昔から親しまれています。
あさつきと「わげき」「万能ねぎ」との違いは?
あさつきとわけぎ、万能ねぎは似て非なる物なので、違いを知っておくと料理の際に便利です。ここではあさつきとわけぎ、万能ねぎの違いを様々な観点から説明します。
①葉の太さの違い
あさつきとわけぎ、万能ねぎは葉の太さが違います。あさつきは直径が2~3mm、万能ねぎが5mm、わけぎは7~10mmが葉の太さの目安です。この太さの違いを考慮して、料理で使い分けるとよいでしょう。