かぼすの旬の時期・季節はいつ?種類や産地で違う?選び方も紹介!

かぼすの旬の時期を知っていますか?かぼすは通年で流通していますが、旬の時期の美味しさは格別です。今回は、かぼすの旬の時期・季節や、主産地・生産量などを紹介します。かぼすの保存法や選び方のほか、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. かぼすの旬・収穫時期はいつ?
  2. かぼすの旬・収穫時期は産地によって違う
  3. かぼすの主産地・生産量
  4. かぼすの選び方や保存方法は?
  5. 新鮮なかぼすを選ぶポイント
  6. かぼすの保存方法・期間
  7. かぼすの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  8. ①かぼすのシロップ
  9. ②かぼすうどん
  10. ③かぼす味噌
  11. ④豚バラ肉とキャベツのかぼす蒸し
  12. かぼすを旬の時期に美味しく食べよう

かぼすの旬・収穫時期はいつ?

日本国内で生産される柑橘類の一つであるかぼすは、皮が薄くてほとんど種がなく、果肉が多いので様々な形で活用されています。美味しいかぼすを楽しむために、旬や収穫時期を知っておきましょう。ここでは、かぼすの旬と収穫時期、主な産地と生産量を紹介します。

かぼすの旬・収穫時期は産地によって違う

一般的にかぼすの旬は、8~10月とされています。しかし産地によって収穫時期が異なり、以下のようになっています。

・大分県:8~10月
・群馬県:9~10月
・福岡県:10~11月
・佐賀県:10~12月
・静岡県:8~10月


大分県におけるかぼすの収穫時期は通年ですが、旬は8月下旬から10月です。それ以外の大分産のかぼすは、ハウス栽培と考えられます。群馬県や福岡県、佐賀県、静岡県については収穫時期が限定され、産地によって収穫する季節が異なるのです。

かぼすの主産地・生産量

東京都中央卸売市場における平成31年~令和元年の取り扱い量のデータによると、かぼすの主産地のTOP5と生産量は、以下の通りです。

・大分県:88t
・群馬県:2t
・福岡県:952kg
・佐賀県:606kg
・静岡県:359kg


日本で流通しているかぼすの約96%は、大分産で、大分県以外のかぼすは、出荷される季節が1~3ヶ月程度に限定されます。しかしここで紹介しているのは、東京都中央卸売市場での取扱量なので、地域によってはかぼすが店頭に並ぶ時期が限定されるところもあります。

だからこそ旬の季節に、産地によるかぼすの味の違いを確かめるのも楽しそうです。また、旬の時期にたくさんのかぼすを買って、長期保存できるように加工するのもおすすめです。大きさや風味も異なるので、産地を意識しながらかぼすを購入するのも良いでしょう。

かぼすの選び方や保存方法は?

旬のかぼすを楽しみたいなら新鮮なものの選び方と、美味しさを維持できる保存方法を覚えておくにこしたことはありません。保存方法によって、保存の仕方と日持ちする期間が違います。ここでは、新鮮なかぼすの選び方と、正しい保存方法などを紹介します。

新鮮なかぼすを選ぶポイント

新鮮なかぼすを選ぶために、覚えておきたいポイントは以下の通りです。

・実を持つとずっしりと重い
・実からさわやかな香りがする
・皮にツヤがある
・皮の色が鮮やかな緑色である
・皮の色が黄色くなっている
・表皮に傷がない


かぼすの皮が緑色の時は風味が強く、熟して黄色くなるとまろやかな酸味が感じられるようになります。かぼすの味が変化するので、自分の好みのものを選ぶようにしましょう。新鮮なかぼすは栄養価も高く、調味料の代用品としても活用できるので、積極的に使ってみてください。

かぼすの保存方法・期間

かぼすは乾燥すると風味が落ちていくので、すぐに食べきれない分は、冷蔵または冷凍で保存するのがおすすめです。冷蔵保存する場合はジッパー付き保存袋など密閉できる袋に入れたうえで、野菜室で保存します。その際、袋の中に鮮度保持剤を入れるのが基本で、日持ちする期間を2週間まで延ばすことが可能です。

また、かぼすは冷凍保存することもできます。この場合はかぼすを食べやすい大きさにカットしたうえで、一つずるラップで包んだうえで、重ならないようにジッパー付き保存袋に入れて急速冷凍します。金属バットにジッパー付き保存袋を置いて冷凍庫に入れると、組織が壊れにくいので美味しく保存可能です。

(*かぼすの保存方法と期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

かぼすの保存方法・期間は?常温はNG?果汁・皮を冷凍で日持ちさせるコツなど紹介!

かぼすの旬の食べ方・レシピのおすすめ

旬のかぼすはそのまま食べるだけでなく、色々な調理法で楽しみたいところです。また、加工することで保存期間を延ばすこともできます。ここでは旬のかぼすの食べ方をレシピと共に紹介するので、食べやすい調理法を試してみてください。

①かぼすのシロップ

出典: https://cookpad.com/recipe/6451356

旬のかぼすがたくさんあるなら、シロップを作ることをおすすめします。このレシピなら、皮を取り除いた果肉と同量の氷砂糖にはちみつを加え、蓋つきの容器に入れるだけと簡単です。氷砂糖が解けたら冷蔵庫に入れれば、長期保存できます。

カボスのシロップ。 by ゆっこさん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

②かぼすうどん

出典: https://cookpad.com/recipe/6453195

冷凍うどんを茹でて出汁を温め、輪切りにしたかぼすとその果汁を加えるレシピです。市販のタレにカボスの果汁が入るだけで味に深みが出て、その酸味が食欲をそそる他、含まれているクエン酸やビタミンCが疲労回復につながります。手間なく作れるので、覚えておくと便利なメニューです。

かぼすうどん by 黒焦げ黒豹 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

③かぼす味噌

出典: https://cookpad.com/recipe/6443721

柚子味噌を作る要領で、かぼすの果汁を味噌と合わせるレシピです。味噌と砂糖、みりんとかぼすの果汁を合わせて電子レンジで温めるだけと作り方も簡単で、茹でたこんにゃくや焼いた厚揚げにのせると美味しく食べられます。

レンジで簡単カボス味噌 by taka@ベタメタル 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

④豚バラ肉とキャベツのかぼす蒸し

出典: https://cookpad.com/recipe/6431532

豚バラの薄切り肉とキャベツ、かぼすの輪切りを交互に重ねて、電子レンジで温めるの簡単メニューです。かぼすの香りが印象的な一品で、好みでポン酢や醤油をかけて食べます。白菜に変えても、美味しく仕上がりそうです。

電子レンジ★豚バラとキャベツのかぼす蒸し by 140㎝わんたるママ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

かぼすを旬の時期に美味しく食べよう

今回は、かぼすの旬の時期・季節や、主産地・生産量などを紹介しました。日本で流通するかぼすの多くは大分県産ですが、旬の時期に食べると美味しさも格別です。かぼすは生でも調理に使っても美味しいので、旬の時期に味わってみましょう。

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