豆苗の保存方法や賞味期限は？冷凍・冷蔵で日持ちする？解凍法や活用レシピも紹介！
【野菜ソムリエ監修】豆苗の冷凍保存の仕方を知っていますか？今回は、豆苗の〈冷蔵・冷凍〉での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。豆苗の賞味期限切れの見分け方や、冷凍豆苗の活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
豆苗を冷蔵保存する際の方法やポイントが分かりました。次からは、豆苗を生のまま冷凍保存する方法と、加熱後に冷凍保存する方法を紹介するので参考にしてみてください。
①豆苗を生のまま冷凍保存する方法
豆苗を生のまま冷凍保存する方法を紹介します。
①水洗いし根元をカットする
②豆苗を3～4等分にカットする
③保存袋に入れる
④冷凍庫で保存する
豆苗を保存袋に入れる際は、使いたい分量に小分けしてしておくと解凍する時に便利です。保存袋はしっかりと空気を抜いて密封するようにすると、酸化を防ぐことができます。急速冷凍の機能を利用するとより劣化を軽減できますが、そのような機能がない場合は、熱伝導の良い金属トレイを利用すると通常よりも早く冷凍することが可能です。
②豆苗を加熱してから冷凍保存する方法
豆苗を加熱してから冷凍保存する方法を紹介します。
①水洗いし根元をカットする
②豆苗を3～4等分にカットする
③加熱する
④粗熱を取る
⑤保存袋に入れる
⑥冷凍庫に保存する
豆苗は生のままよりも、加熱処理してから冷凍保存する方が、少し甘い味わいが失われずエグみも抑えられます。豆苗の加熱は、鍋で茹でるか電子レンジを使用しましょう。時間の目安は電子レンジを使う場合、豆苗100gあたり600Wで1分30秒、鍋で茹でる時は30秒です。
食感をなるべく損なわないように、それ以上長く加熱してしまわないように注意が必要です。生のまま冷凍する方法と同様に、保存袋の袋は密封し、金属トレイに入れて冷凍するようにしましょう。
豆苗の冷凍での賞味期限・保存期間
豆苗を冷凍保存すると、冷蔵保存より3倍ほど長く1ヶ月ほど日持ちします。ただし、家庭の冷凍庫は扉の開閉時の温度上昇により品質が低下しやすくなるので、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。
冷凍した豆苗の解凍方法・使い方は？
冷凍保存した豆苗は、食感が失われるのでそのまま使うサラダ等にはおすすめしません。どのように使用すれば美味しく食べられるのかを紹介します。
凍ったまま加熱調理して使う
冷凍保存した豆苗は、凍ったまま炒めものにしたり、スープに入れたりするなど解凍せずそのまま加熱調理して使いましょう。食感が気にならない料理にすれば冷凍保存の弱点をカバーすることが可能です。生のまま冷凍保存した場合はエグみが出てしまうので、味付けを少し濃くするほうが美味しく仕上がります。
豆苗の賞味期限が切れて腐るとどうなる？
豆苗の賞味期限が切れて腐るとどうなるかをここで紹介します。見た目や臭いで判断できるので、腐ったものは食べないように注意しましょう。
賞味期限が切れて腐った豆苗の特徴
腐った豆苗の特徴を紹介します。
・未開封の袋が膨張する
・葉が黄色くなる
・茶色い汁が出る
・葉が溶けている
・カビが生えている
・触ると葉や豆にぬめりがある
・根が柔らかい
・青臭い
・生ゴミ臭がする
上記のような状態の豆苗は腐っていて食べられないので処分してしまいましょう。食べてしまうと腹痛や下痢など、食中毒のような症状が出て体調を崩してしまう原因になるので注意してください。長期間保存したい場合は冷凍保存をおすすめします。
（＊カビが生えてしまった豆苗について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）