7月2日が「タコの日」の由来・理由とは?8月8日も?各地の記念イベントなど紹介!

タコの日は7月2日と知っていますか?今回は、タコの日が7月2日の理由・由来や、7月2日に行われるイベントを紹介します。7月2日以外のタコの日や、他の記念日も紹介するので参考にしてみてくださいね。タコの日には、タコ料理などを楽しんでみましょう。

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目次

  1. タコの日といえば?何日?
  2. タコの日とは?なぜ7月2日?いつから?
  3. タコの日が7月2日の理由は「半夏生」にタコを食べることが多いため
  4. タコの日の由来・できた理由
  5. ちなみに「8月8日」もタコの日
  6. タコの日のイベントは?いつから?
  7. ①三原やっさ祭り(広島県三原市)
  8. ②明石半夏生たこまつり(兵庫県明石市)
  9. ③2019年特別展「蛸」スペシャルイベント(おたる水族館)
  10. タコの日「7月2日」は他に何の記念日?
  11. ①ユネスコ加盟記念日
  12. ②うどんの日
  13. ③たわしの日
  14. 7月2日は美味しいタコを食べよう

タコの日といえば?何日?

タコの日という記念日のことを聞いても、そもそも存在自体を知らなかったという方も多いのではないでしょうか。タコの日とは、7月2日に設定された記念日です。タコにゆかりの土地ではこの日に関連イベントが催されています。

タコの日とは?なぜ7月2日?いつから?

7月2日はタコの日だと前述しましたが、その日付とタコとの関係性が分からない方も多いかもしれません。ここからは、7月2日がタコの日に制定された由来・理由や、7月2日以外のタコの日について解説します。

タコの日が7月2日の理由は「半夏生」にタコを食べることが多いため

タコの日が7月2日に設定されたのは、この日が「半夏生」と重なることが多いためです。半夏生は夏至から11日目を指しており、古くから梅雨明けが始まる頃とされてきました。

一見すると無関係にも思える半夏生とタコですが、タコは関西地方の風習の中では古くからこの時期にゆかりのある食べ物です。かつてはタコの吸盤の吸い付く力の強さにあやかり、雨季でも作物が根を張るよう祈願の意味を込めて半夏生にタコを食べる人が多かったそうです。

(*半夏生にタコを食べる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

半夏生にタコを食べる理由・由来は?タコの日もある?料理レシピのおすすめも紹介!

タコの日の由来・できた理由

タコの日は蛸研究会による制定ののち、日本記念日協会によって認定された記念日です。元々は豊穣祈願を目的とした関西地方の風習に基づいたものでしたが、タコにはタウリンが多く含まれているため、夏バテ防止などの健康維持にも役立つことも記念日を制定した理由として謳われました。

しかし現在では記念日としての活動が継続困難となったため、登録が取り消されています。

ちなみに「8月8日」もタコの日

ちなみに7月2日だけでなく、8月8日もタコの日と定められています。こちらはタコの名産地である広島県三原市の観光協会によって制定されたもので、タコの足が8本であることが理由です。1996年より、広島県三原市では8月8日のタコの日にタコ供養が催されています。

タコの日のイベントは?いつから?

7月2日ならびに8月8日のタコの日には、各地でタコにまつわるイベントが開催されています。ここからは、タコの名産地でのイベントと、タコにゆかりのある地でのイベントを紹介します。タコの日が近づいてきたときにはぜひ参考にしてみてください。

①三原やっさ祭り(広島県三原市)

出典:http://usagigasi1f2.starfree.jp/hirosima/mihara/mihara.html

8月8日をタコの日と制定した三原市では、毎年8月の第2金曜・土曜・日曜の3日間にわたって三原やっさ祭りが開催されています。「やっさ」とはこの地に伝わるやっさ踊りからきており、約7000人もの踊り手が踊り歩くことで知られているイベントです。

この祭りにちなみ三原市で漁獲されたタコは「三原やっさタコ」としてブランド化されており、市内のマンホールからもその様子をうかがい知ることができます。

②明石半夏生たこまつり(兵庫県明石市)

出典:https://higashinada-journal.com/event/29238/

兵庫県明石市では7月2日の半夏生にタコを食べる風習にちなんで6月下旬から7月中旬までの約2週間を「明石半夏生たこまつり週間」と名付け、市内の店舗で関連商品を販売しています。なかでも、明石駅すぐの「魚の棚商店街」では明石焼や獲れたてのタコが並んでおり、様々なタコ料理を楽しむことができます。

③2019年特別展「蛸」スペシャルイベント(おたる水族館)

出典:https://otaru.gr.jp/tourist/aqtakoibennto7-6

北海道小樽市のおたる水族館はマスコットキャラクターとしてタコの「はっちゃん・ななちゃん」が起用されており、タコの印象が深い施設として知られています。そうした館の性格を生かして2019年にはタコの魅力に焦点を当てた特別展「蛸 その驚くべき能力を知る」が開催されました。

開催期間中には7月2日のタコの日にちなんで、レストランでのタコ焼き増量やタコのポストカード配付などのイベントが行われたようです。

タコの日「7月2日」は他に何の記念日?

7月2日はタコの日だけでなく、他にも様々な記念日に認定されています。今回は、日本記念日協会によって認定された7月2日の記念日を3つ紹介します。

①ユネスコ加盟記念日

7月2日はユネスコ加盟記念日としても知られています。1951年のこの日に日本が国際連合教育科学文化機関(UNESCO)に加盟したのがその理由です。ちなみに、ユネスコにまつわる記念日には他にも11月4日のユネスコ憲章記念日があります。

②うどんの日

関西地方では半夏生にタコを食べる習慣があることは先に述べましたが、香川県では半夏生にうどんを食べる習慣があります。これにあやかり、香川県生麺事業組合は7月2日をうどんの日に制定しました。香川県では、田植えが終わる時期と重なる半夏生に慰労の意味を込めてうどんを食べていたそうです。

(*うどんの日について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

「うどんの日」はいつ?由来の半夏生とは?食べ方のおすすめや地域別の種類なども紹介!

③たわしの日

7月2日はたわしの日としても記念日認定されています。これは、現在の亀の子束子西尾商店である当時の西尾商店が、1951年のこの日に亀の子束子の特許を取得したことを記念したものです。現在でも亀の子束子は亀のマークと共に紙に包まれて販売されていますが、これは開発当初、亀の子束子を周知させるために苦肉の策として導入されたものでした。

7月2日は美味しいタコを食べよう

7月2日は、関西地方で半夏生に豊穣祈願としてタコを食べる習慣に由来してタコの日とされたことが分かりました。タコを使った料理はタコ焼きやタコの唐揚げなど、さまざまな種類があるので、7月2日のタコの日にはぜひ美味しいタコを食べてみてください。

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