にんにくの漢字は「大蒜」「葫」「忍辱」！語源や由来なども紹介！
にんにくを漢字でどう書くか知っていますか？今回は、にんにくの漢字＜大蒜・葫・忍辱＞の由来・語源や、スーパーなどで書かれていることがある＜人肉＞についても紹介します。にんにくの旬などの知識や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
大蒜の生産量の世界一は中国ですが、日本一は青森県です。日本で売られている大蒜のほとんどは、中国産と青森産となっています。国内において大蒜は沖縄から北海道まで日本全国で生産されていますが、青森県が全国の生産量の約70％の出荷量を誇り、香川県や北海道がそれに続いています。
なお、青森県のなかでも生産高日本一の三戸郡田子町で採れる「福地ホワイト六片種」は、味・香り共に優れた最高級品です。
大蒜の選び方や保存方法は？
大蒜を店で選ぶ際、より新鮮なものを選ぶにはどこに着目すればよいのでしょうか。選び方のポイントや自宅で保存する方法、保存期間を併せて紹介します。
大蒜の新鮮な選び方
新鮮な大蒜を見分けるポイントは、下記の通りです。
・全体的に丸みを帯びた形をしている
・鱗片（粒）が大きく、太っている
・重さと固さがある
・上部が締まっている
・外側の皮と身の間に隙間がない
・お尻の部分が平らできれい
・色が白く、くすんでいない
・芽が出ていない
・においがない
大蒜にも種類があり、品種によってサイズや鱗片の大きさなどが異なりますが、全体的に丸みを帯びた形をしているものを選ぶことがポイントです。鱗片が大きいものは栄養が豊富で、中身が詰まって重いものや固さも鮮度が高い目安になります。上端部分が締まっているものは、害虫や余分な水分などが入りにいため内側が傷んでいる可能性は低いでしょう。
外皮に隙間があると水分が抜けて古くなっています。お尻の部分はカビが発生する場合があるので、平らできれいなものを選ぶようにしましょう。鮮度が落ちると皮が茶色に変色するので、白いものを選びます。芽が出ているものは、新鮮ではないので避けるようにして下さい。
また、売り場に並んでいる状態ではにおいがないのが普通で、におう場合は傷が付いている可能性があるので選ばない方が良いでしょう。
大蒜の保存方法・期間
大蒜は直射日光の当たらない風通しの良い場所で常温保存をした場合、皮付きで2週間〜1ヶ月は保存可能です。冷蔵保存する場合は、湿度の高い野菜室よりもチルド室での保存の方が大蒜の劣化を抑えられ、1～2ヶ月程度日持ちします。冷蔵保存の際は、皮は剥かずに丸ごと新聞紙などにくるんでジッパー付きの保存袋などに入れましょう。
大蒜は冷凍保存も可能で、冷蔵保存と同じように丸ごと保存した場合の保存期間は2ヶ月ほどです。スライスやみじん切りなどにしてから冷凍しておくこともでき、使い勝手が良くなります。また、表皮をむいてばらした状態の物をオリーブオイルやビネガー、普通の酢、醤油などに漬け込んでおくと、薬味や調味料として使え半年程度は保存ができます。
（＊について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）
大蒜を使った人気レシピ
にんにくは料理の下味や薬味として使うのが一般的ですが、にんにくそのものをメインの食材として調理して楽しむこともできます。自宅で作れるにんにくを使った人気レシピ6つを紹介します。
①丸ごとニンニクのホイル焼き
まるごと一個のにんにくにゴマ油と塩で下味をつけて、魚焼きグリルやトースターで焼くシンプルなレシピです。表面はこんがりとして中は柔らかく、臭みも抜けた美味しいホイル焼きです。
②揚げにんにく
油で揚げたにんにくは香ばしく甘みが引き出されて、じゃがいものようなホクホクとした食感に変わります。にんにくは、揚げる前にレンジで加熱して火を通しておくことで揚げ時間が短縮できます。