アスパラガスを漢字でどう書く?由来や読み方は?和名・名前の由来などの豆知識も紹介!
アスパラガスを漢字でどう書くか知っていますか?今回は、アスパラガスの漢字<石刁柏・竜髭菜・松葉独活>の読み方や、由来についても紹介します。アスパラガスの名前の由来や変わった種類などの豆知識も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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アスパラガスは漢字でどう書くの?
アスパラガスは漢字で以下のように書きます。
・石刁柏
・竜髭菜
・松葉独活
どれも書きにくく読みにくい印象のある漢字ですが、どれも「アスパラガス」とは読まないようです。これらの漢字となった由来と一緒に読み方を紹介します。アスパラガスにまつわる豆知識も紹介するので見てみてください。
アスパラガスの漢字①【石刁柏】
アスパラガスを表す漢字の中に石刁柏という書き方がありますが、どう読むのでしょうか。刁は普段見ることのない漢字なので、読み方もわからない人も多いでしょう。この漢字の由来はなんでしょうか。
アスパラガスの漢字「石刁柏」の由来
石刁柏の読み方は「せきちょうはく」と読み、アスパラガスを表します。刁は現代では見慣れない漢字で、なぜこの漢字になったのかは不明となっていますが、中国ではこの漢字は今でも使うことがあるようです。このため、中国でアスパラガスと石刁柏を声に出して読んでみると音が似ているため、この読み方を当てはめた説があります。
アスパラガスの漢字②【竜髭菜】
アスパラガスを表す漢字の二つ目が竜髭菜です。普段見ているアスパラガスが髭のようには見えませんが、どのような経緯でつけられたのでしょうか。読み方も一緒に紹介します。
アスパラガスの漢字「竜髭菜」の由来
竜髭菜は日本語ではなく中国語にあたり、読み方は「ロンシューツァイ」ですが、日本では読み方はなく、そのままアスパラガスと読むことが多いようです。日本で竜髭菜を広めたのは1912年に矢部吉禎が満洲の植物を紹介したことからでした。竜髭菜を紹介したときの本には横に(俗)と表示されており、満州に広まっていた俗語を採用したようです。
しかし、香港で出版された英中辞典にも載っていることから、中国の広い部分でこの漢字が使われていたと言えます。普段食べるアスパラガスは固く髭のようには見えませんが、成長して伸びるとふわふわとした髭のような葉が茂ります。
アスパラガスの漢字③【松葉独活】
松葉独活と書いてアスパラガスを表すこともありますが、どう読むのでしょうか。まつばまでは読めそうですが、独活も普段の生活では見かけにくい文字です。松葉独活の読み方と由来を紹介します。
アスパラガスの漢字「松葉独活」の由来
ここまでのアスパラガスの読み方は全て中国由来のものでしたが、和名でのアスパラガスは「松葉独活」と書き、読み方は「まつばうど」です。別名や異名に近い読み方ではあるものの、見た目が春に採れる山菜のウドを細くした姿に似ていることからこの表記となった可能性があります。