アスパラガスを漢字でどう書く?由来や読み方は?和名・名前の由来などの豆知識も紹介!
アスパラガスを漢字でどう書くか知っていますか?今回は、アスパラガスの漢字<石刁柏・竜髭菜・松葉独活>の読み方や、由来についても紹介します。アスパラガスの名前の由来や変わった種類などの豆知識も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
アスパラガスの漢字は普段見ることがなく、それだけでも豆知識となりますがほかにもさまざまな豆知識となりそうなものがあります。アスパラガスはなぜアスパラガスというのでしょうか。その他の豆知識も併せて紹介します。
「アスパラガス」の名前の由来
アスパラガスと言う名前はギリシャ語から来ており、意味は「たくさん分かれる」「激しく裂ける」となります。アスパラガスは若芽を収穫して食べており、次々と若芽が生えてくるのでこの名前になりました。アスパラガスの和名は松葉独活を紹介しましたが、他にもあるので次の項目で紹介します。
アスパラガスの和名は「オランダキジカクシ」
アスパラの和名は「松葉独活」の他に「オランダ独活」「オランダキジカクシ」があり、オランダ独活はオランダ由来のうどのような見た目からこの名前がついています。オランダキジカクシの由来は、アスパラガスは成長して葉が生茂ると非常に広がって生い茂る植物です。
当時の日本人はこの様相をキジが姿を隠せるほどのようだと思ったため、オランダキジカクシとつけられたと言われています。
アスパラガスには観賞用の種類もある
アスパラガスは食用だけではなく、鑑賞用の品種もあり観葉植物として生花店やホームセンターで販売されていることがあります。元々日本には江戸時代にこのような観賞用として輸入されたとされ、食用として入ってきたのは明治になってからです。
そう考えると食用としてのアスパラガスの見た目ではなく、生い茂った状態のアスパラガスの見た目の特徴が漢字や和名となっているのは納得と言えるでしょう。観葉植物を探しているなら見た目も柔らかい印象なのでおすすめです。
アスパラガス以外の難読漢字の野菜は?
普段食べている野菜は日本古来のものはそれほど多くなく、中国やヨーロッパから持ち込まれたものがほとんどです。そのため、輸入されてきた時に見た目や特徴に合わせて当て字が作られた野菜は、アスパラガス以外にも多くあります。その中でも難読漢字の野菜を紹介します。
①ブロッコリー:芽花椰菜
ブロッコリーの可食部分は花のつぼみに当たります。芽花椰菜は「めはなやさい」と読み、花の芽を食べることからこの字があてられました。ブロッコリーを表す書き方は他にも「芽花椰菜」「緑花野菜」「緑花椰菜」などがあります。
(*ブロッコリーの漢字表記について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②レタス:萵苣
萵苣は「ちしゃ」と読み、直訳すると萵は中国の昔の国の名前、苣は葉のことを表しています。しかし、これは中国ではちしゃとは読みません。元々は「乳草(ちちくさ)」と書き、レタスを収穫するときに茎を切ると白い液体が出るのでこの字があてられ、さらにその後この字があてられたものとされています。
ただし、萵苣と言う野菜は別にあり、正確にはレタスとは別の野菜です。
(*レタスの漢字表記について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)