ほっけの漢字は魚へんに花「𩸽」?由来は?干物で食べることが多い理由など豆知識も紹介!
ほっけは漢字でどう書くか知っていますか?今回は、ほっけの漢字が魚へんに花「𩸽」の由来や、名前の由来についても紹介します。ほっけの旬・産地や、干物で食べることが多い理由などの豆知識も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
日本におけるほっけ漁は北海道がその漁獲量の99%を占めていますが、北海道は広いため旬の時期が以下のように産地によって異なります。
・礼文 7~8月
・羅臼 10~11月
・日高 11~12月
・積丹 4~5月
・網走 3~翌1月
・根室 5~11月
ほっけはほぼ通年漁獲がありますが、特に美味しい時期は5~7月とされ、この時期のほっけはエサをたくさん食べているので脂が乗っています。秋頃にかけては、産卵を控えたほっけがよく獲れます。
(*ほっけの旬の時期や産地について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ほっけを干物で食べることが多いのはなぜ?
ほっけは干物にしてから焼いたものを食べることが多いですが、干物以外で食べることは難しい魚なのでしょうか。ここでは、ほっけを干物で食べることが多い理由を説明します。
ほっけは傷みやすいので干物にしている
ほっけは傷みやすく日持ちしない魚なので、日持ちさせるために干物に加工することが多いです。しかし、新鮮なほっけが手に入るほっけの主産地では、刺身で食べられることがあります。刺身で食べるほっけの味は絶品のようですが、アニサキスという寄生虫がいる場合があり、注意が必要なようです。
(*ほっけの干物について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
戦後は傷みやすさゆえに「まずい」と言われることが多かった
ほっけは、戦後の食糧難の時代に関東地方に送られる配給品とされていた歴史がある、日本の復興を支えた大切な食糧でした。しかし、当時は冷凍技術が今のように発達していなかったため、配給時に鮮度は落ちていたことが予測されます。当時美味しい状態ではないほっけを食べていた人たちには、ほっけはまずい魚というイメージが定着してしまったようです。
ほっけの漢字「𩸽」を覚えておこう
ほっけを表す漢字は、見た目が花と関わっていることが理由で「𩸽」になったことが分かりました。ほっけはそれほど値段が高くなく、普段の食卓にも取り入れやすい魚です。ほっけを食べる時にはほっけを表す漢字についても話題にしてみてください。