ブリ(ハマチ)には寄生虫がいる?養殖にはいない?対処法・予防法などを紹介!
ブリ(ハマチ)には寄生虫がいるかどうか知っていますか?今回は、ブリにいる寄生虫の種類<ブリ糸状虫・アニサキス>についてや、寄生虫のついているブリは食べれるかどうかも紹介します。寄生虫のついたブリを食べた場合の症状の他に、対処法や、予防策なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
アニサキスによる害を防ぐためには、対処方法や予防方法を知っておくことも大切です。次はブリのアニサキスの対処・予防方法について解説します。
①内臓を取り除く
アニサキスは、ブリが生きている時には内臓に寄生しており、内臓に寄生したアニサキスは魚が死ぬとすぐに内臓から筋肉へと移動を始めます。このアニサキスの移動を止めるためにも、魚が新鮮なうちに内臓を取り出すことが大切です。
またアニサキスは魚が死んでいなくても温かい場所に移動する習性があるので、生きたブリは氷で十分冷やしながら持ち帰ってください。なお、こういった理由からブリの内臓を生で食べるのは避けた方が良いでしょう。
②新鮮なものを選ぶ
アニサキスは鮮度が落ちると筋肉に移動する性質を持つため、ブリを購入するときはなるべく新鮮なものを選ぶようにしましょう。また、前述した理由から新鮮なものを購入したとしても内臓が付いたままではアニサキスの危険性が高まるので、すぐに内臓を取り外しましょう。
ブリについた寄生虫には要注意
天然のブリにはブリ糸状虫やアニサキスの寄生虫がいる可能性が高いことがわかりました。養殖のブリは寄生されている可能性は低いですが、絶対ではないので念のため注意が必要です。ブリを安全に食べるには目視でチェックすることが重要で、加熱・冷凍をすることで危険性は低くなるため、適切な対策を講じることを心がけましょう。