ひきわり納豆とは?<作り方・栄養>など粒納豆との違いは?アレンジレシピなども紹介!
ひきわり納豆と粒納豆の違いとは何か知っていますか?今回は、ひきわり納豆と粒納豆の<作り方・栄養素・味わい&食感>の違いを紹介します。その他にもひきわり納豆の食べ方・アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ひきわり納豆とは?「ひきわり」って何?
ひきわり納豆とは、他の小粒納豆や大粒納豆などと同じように大豆からできた糸引き納豆の一種です。臼で大豆を「挽き割った(ひきわった)」という意味からひきわり納豆と呼ばれるようになりました。秋田県などの北東北より作られてきた、長い歴史のある納豆の一つです。ここからは、ひきわり納豆と粒納豆の違いなどを説明します。
ひきわり納豆と粒納豆の違いとは?
ひきわり納豆と聞くと、ただサイズが小さい納豆というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、粒納豆とはどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、その違いを作り方・栄養素・味わい・食感に分けて紹介します。
①作り方の違い
基本的に、粒納豆は水に浸して大豆を膨らませてから蒸して納豆菌をかけて発酵させます。一方でひきわり納豆は、その工程の前に皮をあらかじめ取り除き、1粒を6~8個に砕く作業が含まれます。つまり、出来上がった粒納豆をただ細かく切っているのではなく、製造方法そのものが異なるのが特徴です。
②栄養素の違い
ひきわり納豆は皮を取り除いて細かくなっている分、納豆菌の付着する面積が多くなり、以下の栄養素が粒納豆に比べて増えるのが特徴です。
・カリウム
・リン
・ビタミンK
・ビタミンB1
・ビタミンE
ひきわり納豆には各種ミネラルのうち、血圧を下げるなどの効果があるカリウムと新陳代謝を正常に保つ効果があるリンが粒納豆に比べて多く含まれています。一方で、カルシウムや鉄分などは粒納豆より少なめです。
また、ひきわり納豆には血液凝固を助けたり骨粗しょう症の予防に良いとされるビタミンKも、粒納豆に比べて1.5倍程度含まれるのが特徴です。その他にもビタミンB1・ビタミンEもひきわり納豆の方が多く含まれています。
なお、食物繊維に関しては皮を取り除いているひきわり納豆に比べて粒納豆の方が多く含まれます。しかし、皮がないことによって消化しやすいため、胃腸が弱い方にはひきわり納豆の方がおすすめです。
(*納豆の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
③味わい・食感の違い
ひきわり納豆と粒納豆とでは味わいや食感も大幅に変わります。ひきわり納豆は粒納豆に比べて最初から砕かれている分食べ応えは少ないですが、皮が取り除かれている事からなめらかな食感になります。また、ひきわり納豆の方が旨味や香りが強いと感じる人も多いようです。
Twitterの口コミ
ひきわり納豆は皮がないので、食感がねっとりとなめらかなのが特徴であり
そして納豆の旨味をより多く感じることができる。
後は栄養価が両方とも違いがあるな。
そうだなあ…俺はどちらも好きだから何とも言えないな!
元が同じでも作られ方で姿を変えるというのは面白くはないだろうか?
Twitterの口コミ
ひきわり納豆うまいよなぁ
あれ、納豆になってから砕いてるんじゃなくて豆を砕いた状態で発酵させてるから味も香りも強いんだよ
ひきわり納豆の食べ方・アレンジレシピ
ひきわり納豆は様々な料理にも用いられています。ここでは、5つのアレンジレシピを紹介するので参考にしてみてください。