和菓子とは?洋菓子との違いや歴史は?人気ランキング種類の一覧なども紹介!
和菓子とはどんな菓子か知っていますか?今回は、和菓子の歴史・起源や、洋菓子との違いに加えて、三大銘菓<越乃雪・山川・長生殿>についても紹介します。和菓子の種類の人気ランキング一覧【TOP5】も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③長生殿(ちょうせいでん)
長生殿は加賀藩藩主の前田利常が七夕のために作らせた和菓子で、茶人大名としても名高い小堀遠州によって長生殿と名付けられました。山川と同じく落雁の一種で、もち米の粉と和三盆に飴を加え、練り上げたものを木枠の中に打ち固めて作られます。食感は固さが特徴ですが、何度も練っているため、噛むごとに口の中に残らず溶けていきます。
和菓子の種類の人気ランキング一覧【TOP5】
和菓子は上品な甘さと華やかな見た目からお土産やお茶会に持っていくと喜ばれます。しかし、和菓子は種類が豊富なので、選ぶときに迷う人も多いでしょう。以下では、和菓子選びの際に役立つ和菓子の人気ランキングを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
第5位:ようかん
ようかんは小豆を寒天で固めた和菓子で、しっかりとした固さの煉ようかんと、口の中でとろけるくちどけの水ようかんがあります。また、店頭で見かけることは少ないですが、固める際に小麦粉などを使った蒸しようかんもあります。その美味しさはもちろんのこと、栗などの季節の食材が取り入れられていることも人気の理由です。
第4位:みたらし団子
みたらし団子は串焼き団子に砂糖醤油のたれをかけた和菓子で、長きに渡って多くの人に好まれています。砂糖の甘さと塩辛く香ばしい醤油のたれが、シンプルな味の団子と相まったバランスの良い味わいが特徴です。
みたらし団子はたれを団子の上にかけるタイプが主流ですが、変わり種として団子の中にたれを入れるタイプもあります。中に入れるタイプはたれを落とさずに食べられるので、見かけた際はぜひ試してみてください。
(※みたらし団子の漢字の由来や意味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
第3位:どら焼き
どら焼きはカステラのような2枚の生地にあんこを挟んだ和菓子で、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ていることからどら焼きと命名された説が有力です。生地には基本的に砂糖を使いますが、はちみつを入れるとさらにしっとりとした生地を作れます。
どら焼きはあんこの甘さと、ほのかな甘さでしっとりとしたカステラ生地が口の中で合わさり、濃いめのお茶との相性が抜群の和菓子です。
第2位:大福
大福はあんこを餅で包んだだけでとてもシンプルですが、シンプルな分、餅のきめ細かさやあんこの上品な甘さが美味しさを左右する和菓子です。近年では大福の中身として、あんこだけでなくフルーツやクリームを入れることもあります。苺やぶどうが入ることもあり、みずみずしい果肉と大福の甘さが相まって、和菓子と洋菓子の融合を感じられます。