里芋を冷凍保存する方法・期間は?生・茹での長持ちのコツや解凍の仕方まで解説!
里芋の冷凍での保存方法・期間を知っていますか?今回は、里芋の〈生・茹で〉で皮むき〜冷凍保存の仕方にくわえ、解凍方法も紹介します。保存期間の目安や下処理の仕方も詳しく見ていきましょう。冷凍里芋におすすめなレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
マッシュした里芋を保存袋に平らになるように入れた後、菜箸などで線を付けて冷凍すると使いたい時にパキッと割るだけで使えて便利です。
茹でた里芋を冷凍するコツ
用途別にカットした里芋はそのまま冷凍保存用袋へ入れて、約1ヶ月間保存ができます。用途が決まっていなければ丸のまま冷凍してもOKです。マッシュして小分けにラップに包み、保存袋に入れて冷凍するのもおすすめです。
里芋を生で冷凍保存する方法・期間
里芋は茹でてからだけではなく、生の状態で冷凍保存できます。皮むき・皮付きの両方での方法を確認しましょう。
生で冷凍保存する下準備
皮付きの里芋を生のまま冷凍するには下準備が必要です。
①里芋同士をこすり洗いして泥を落とす。
きれいになるまで水を何度か交換しましょう。
②ザルか新聞紙にあげて天日干しにする。
③手か包丁で皮をむく。
④塩を振ってぬめりを落としながら洗い、使いたい大きさにカットする。
⑤再び天日干しにする。
皮付きのまま冷凍することもできます。その際はかなり良く洗わないと里芋本体に泥の臭いが移ってしまうことがあります。
生の里芋を冷凍するコツ
下準備が終わった里芋は冷凍用保存袋に平らに広げ入れ、空気をなるべく抜いて冷凍庫へ入れて下さい。こちらも約1ヶ月程度保存が可能です。汁物に使用するため薄く切った里芋をそのまま冷凍用保存袋に入れると、くっついて取り出しにくくなるので小分けにラップに包んでから保存袋に入れるのがコツです。
皮付きのまま冷凍する場合は、丸のまま冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。
冷凍里芋の解凍の仕方
冷凍した里芋は解凍方法も様々です。生で保存した場合と茹でてから保存した場合の両方をチェックしていきましょう。
①生で冷凍保存した場合
生のまま冷凍保存した里芋はレンジで解凍するか、凍ったまま料理に使用します。火を通していないので加熱してから使いましょう。煮物に使う場合は、解凍して料理に使うと水っぽくなる場合があるので、特に凍ったままの調理がおすすめです。
【レンジでの解凍方法】
①耐熱容器に凍った里芋を入れる。
②容器に半分くらいの水を入れ、600Wのレンジで4~5分ほど加熱する。
③加熱が終わったら1分ほど蒸らす。
小さい里芋の場合はラップに包んでそのままレンジにかけても解凍できます。この際も解凍具合を見ながら時間をこまめに調節して下さい。凍ったまま料理に使う場合は汁物であれば10分ほど、煮物などの場合は、20分ほど火を通すと独特のねっとりした舌ざわりが出てきます。
②茹でて冷凍保存した場合
茹でてから冷凍した場合は、電子レンジで解凍するか、そのまま料理に使えます。
【レンジでの解凍方法】
①冷凍保存袋から出してラップで包み600Wで2~3分加熱する。
②粗熱をとってそのまま料理に使う。
レンジで解凍した場合はそのまま味噌をつけたり醤油を変えれば即席おかずになります。冷凍のまま加熱調理するのもおすすめですが、あらかじめ茹でてあるので加熱時間は短めにしましょう。
また、これは生・加熱して保存した場合どちらにも言えることですが、自然解凍して料理に使うと、解凍時に水分と一緒に栄養成分・旨味も流出するため、一般的にそのまま調理した方が美味しいと言われています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
さといも独特のホクホクした食感を残したい場合は、凍ったまま加熱調理して解凍していくのがオススメです。