里芋を冷凍保存する方法・期間は?生・茹での長持ちのコツや解凍の仕方まで解説!
里芋の冷凍での保存方法・期間を知っていますか?今回は、里芋の〈生・茹で〉で皮むき〜冷凍保存の仕方にくわえ、解凍方法も紹介します。保存期間の目安や下処理の仕方も詳しく見ていきましょう。冷凍里芋におすすめなレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
里芋は冷凍保存がおすすめ
里芋は煮物や豚汁などに欠かせないという方も多いでしょう。多く手に入った場合は冷凍保存がおすすめです。芋類の中でも冷凍保存が一番向いている野菜ですが、どのような理由があるのでしょうか。
保存期間の目安は1ヶ月
里芋の冷凍での保存期間は約1ヶ月程度です。里芋は生のままでも長期間保存が可能ですが、泥がついているので衛生的にも気を付けなければなりません。また、生のままでの保存は乾燥や温度にも気を使わなければならないので、冷凍保存がおすすめです。
(*里芋の保存期間について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
調理の時短もできる
里芋は他の芋類と違って皮付きのまま食べることができないので、下茹でをしたりカットしたりと下処理に時間がかかります。時間がある時に下茹でをして冷凍しておけば、日々の料理の時短にもつながります。凍らせることで細胞が壊れて味がしみ込みやすくなるので、煮物なども格別においしく仕上げることができます。
皮むき時のかゆみ防止にもなる
皮付きの生の里芋を触ると、手がかゆくなることがあります。かゆみの原因はシュウ酸カルシウムで、里芋の他キウイフルーツや山芋にも含まれます。シュウ酸カルシウムはトゲ状に結晶化しており、そのトゲが皮膚に刺さることでかゆくなります。
(*里芋の皮むき時のかゆみ防止について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
里芋を茹でて冷凍保存する方法・期間
里芋を茹でて冷凍保存する場合は、どのように行えば良いのでしょうか?賞味期限と一緒に見ていきましょう。
下茹で〜皮むきのやり方|①鍋で茹でる場合
まずは鍋で茹でる場合の下処理の方法です。
①皮の処理をする前に泥を落とすように里芋同士をこすり洗いする。
②里芋の頭を切り落とす。
③皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて沸騰したら15分ほど茹でる。
④水に入れて冷まし、手で皮をむく。
⑤食べやすい大きさにカットする。
①では、きれいになるまで水を何度か交換しましょう。茹でることで、皮がむきやすいのに加えて、かゆみ成分(シュウ酸カルシウム)が失活し、かゆみ・かぶれの心配なく皮むきができます。
下茹で〜皮むきのやり方|②レンジで茹でる場合
レンジで加熱する場合の下処理の方法です。
①泥を落とすように里芋同士をこすり洗いする。
②きれいになるまで水を何度か交換する。
③里芋をラップに包み、600Wのレンジで4分間加熱する。
④冷まして皮をむき、使いたい大きさにカットする。
レンジでの加熱は手軽にできますが、里芋の大きさや個数によって加熱時間が変わるので注意が必要です。上記は200gの里芋に対する目安です。また、いずれの場合も、皮をむく前に冷ましすぎると皮がむきにくくなるので注意しましょう。