油揚げの油抜きはなぜ必要?しないのはNG?やり方や不要な場合についても紹介!
油揚げを油抜きするのはなぜか知っていますか?しないのはNGなのでしょうか?今回は、油揚げを油抜きする理由や、<お湯・電子レンジ>などを使った油抜きのやり方なども紹介します。油抜きした油揚げの活用レシピや、油抜きしないで使う方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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油揚げの油抜きって必要なの?
焼き物や煮物など多くの料理に活用できる油揚げは、レシピを見ると油抜きの指示があることが多いですが、油抜きをする理由についてはあまり知られていません。油揚げの油抜きをする理由や、しない場合との違いなど油揚げの油抜きについて学びましょう。
油揚げを油抜きする理由はなぜ?しないのはNG?
油揚げを油抜きすることで、どんな効果があるのでしょうか。ここでは、油揚げを油抜きする理由について、油抜きをしなかった場合は味や食感が悪くなるのかなどについても触れながら説明します。
①味が染み込みやすくする
油揚げの表面には油で出来た膜が張られているため、そのままでは調味料や出汁などの味が染み込みにくくなっています。そこで油抜きをすると表面の油の膜を取り除くことができるため、油揚げに味が染み込みやすくなるのがメリットです。
②油っぽさ臭みを取る
油抜きをしていない油揚げには独特の油っぽさや臭みがあり、苦手な人もいるでしょう。そこで油抜きをすることで、この油っぽさや臭みが取れて料理が美味しく仕上がります。特に味噌汁などの汁物では油揚げの油っぽさが目立つため、しっかりと油抜きをして油っぽさや臭みを取りましょう。
③カロリーオフできる
1枚あたり | カロリー |
油抜きした油揚げ | 86.4kcal |
油抜きしていない油揚げ | 123kcal |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記は油抜きをした油揚げとしていない油揚げのカロリーを比較した表です。上記からも分かる通り、油揚げは油抜きを行うことで約30%のカロリーオフができます。特にダイエット中の方は、油抜きをしたほうが良いと言えるでしょう。
油抜き不要の市販「油揚げ」はしなくてもOK
最近では「油抜き不要」と、パッケージに明記された油揚げも販売されています。これらは製造の際に余分な油をしっかりとカットしたり、「米油」や「べに花油」などの体に良い油を使って揚げたりしていることが理由で、油抜きが不要とされています。油抜きの過程が面倒に感じる人は、油抜き不要の記載がある商品を選ぶのも良いでしょう。
油揚げの油抜き・下処理のやり方は?
油揚げの下ごしらえとして欠かせない、油抜きの方法について説明します。油抜きにもいくつかの方法があるので、方法別にポイントを押さえておきましょう。
①お湯をかけて油抜きする方法
まずは、お湯をかけるだけで出来る油抜きの方法について説明します。
【手順】
1、ざるに油揚げを入れる
2、45度程度のお湯を油揚げにかける
3、油揚げを裏返して、再度お湯をかける
4、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
最近の油揚げは昔と違って油っぽさなどのクセが少ないため、油抜きに熱湯は不要です。45度程度のお湯であればガスコンロや電気ケトルを使わなくても、給湯器で対応できるため手軽に油抜きが出来るでしょう。