鹿肉の美味しい食べ方は?柔らかくする方法は?調理法・料理レシピも紹介!
鹿肉の美味しい食べ方を知っていますか?今回は、鹿肉の臭みの取り方や、柔らかくする方法に加えて、〈煮込み・燻製〉などのおすすめ調理法や、味の特徴も紹介します。鹿肉を使った人気レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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鹿肉の美味しい食べ方は?
家畜されていない野生動物の肉はジビエと呼ばれていますが、ジビエ料理の代表的な食材とも言える鹿肉は、どのように調理すれば美味しく食べられるのでしょうか。鹿肉特有の臭みの取り方や、肉質を柔らかくする調理方法などを詳しく解説します。
鹿肉の臭みの取り方は?
鹿肉には独特の匂いがすることがありますが、臭み取りをしっかり行うと、鹿肉をより美味しく食べることができます。鹿肉を調理する前に行う、臭み取りの方法を見てみましょう。
鹿肉は血抜きをして臭みを取る
鹿肉の血抜きをする手順は、以下の通りです。
1.ボウルに鹿肉を入れ塩をまぶす
2.まぶした塩を鹿肉に揉み込む
3.肉から血が滲み出してきたら、水で洗い流す
4.血の色が出なくなるまで、水洗いを繰り返す
鹿肉は牛肉などのように下処理をせずに焼く・煮るといった調理をすると、生臭さや獣臭さが残るので、こちらの手順で血抜きを行います。特に肉の臭みが気になる時は、塩を揉みこむ工程を2回繰り返すと良いでしょう。
(※鹿肉の味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
鹿肉を柔らかくする方法・注意点は?
鹿肉は硬く食べにくいといったイメージを持つ人も多いようですが、柔らかく調理することは可能なのでしょうか。ここでは、柔らかく美味しい鹿肉料理を作るためのポイントを4つ紹介します。
①鹿肉を寝かす
新鮮な鹿肉ほど死後硬直によって硬くなるので、2~3日冷蔵庫で寝かせておくと柔らかくなります。柔らかくなった鹿肉を見分けるポイントは、指で押したときに肉に跡がつく状態が食べ頃です。長く寝かせすぎても鹿肉が傷むので、夏場は3日~4日、冬場は1週間までを目安に食べるようにしましょう。
②焼きすぎない
鹿肉は脂肪が少なく赤身肉の旨味の強い肉ですが、火を通しすぎるとパサついた食感になります。鹿肉をステーキや焼肉にして食べる場合は、焼きすぎに注意しましょう。また、表面をこんがりと焼いた後に湯煎で中までじっくり火を通す、低温調理と呼ばれる方法もおすすめです。
③牛乳に漬け込む
血抜きを行った鹿肉を牛乳に30分程度漬け込むと、肉の筋繊維がほぐれ柔らかくなります。また、牛乳には臭み取りの効果があるため、鹿肉の食感や匂いが気になる人にはこちらがおすすめです。牛乳につけた後はキッチンペーパーなどでしっかり水気をふき取ってから調理すると、水っぽくならずにジューシーな食感の鹿肉料理が作れるでしょう。