ハスイモとは?栄養価や味わいは?下処理の仕方や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ハスイモはどんな野菜か知っていますか?りゅうきゅうと聞くと、イメージできる方もいそうです。今回は、ハスイモの味わいや栄養価・効能のほか、選び方・保存方法なども紹介します。ハスイモの食べ方・下処理の仕方や美味しいレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
95mg | 650mg | 15% |
カルシウムには骨や歯を丈夫にする効能があります。また、骨代謝を促す働きもあるので、骨粗しょう症の予防にも力を発揮する栄養素です。さらに腹部の脂肪を燃焼したり、精神安定を促したりする働きが期待できます。(※2)
③カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
76mg | 2500mg | 3% |
カリウムには体内にある余分なナトリウムと結合し、体外に排出する働きがあります。その作用によりむくみが解消できる他、血圧の上昇を抑制する栄養素です。それ以外の効能として、エネルギーの産生や筋肉の収縮をサポートすることがあげられます。(※3)
④マンガン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
2mg | 4mg | 50% |
ミネラルの一種であるマンガンは、体内の酵素を活性化する働きを担っています。その作用により骨を健康に維持する、てんかんの発作を防ぐ、PMS(月経前症候群)を緩和する、ビタミンの吸収を高める、消化機能を健康に保つなどの効能が認められている栄養素です。(※4)
⑤サポニン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
- | 100mg | - |
サポニンとは野菜や果物に含まれているファイトケミカルの一種で、強い抗酸化作用を持っています。ハスイモに含まれているサポニンの含有量が明記された資料はありませんが、その働きにより免疫力向上やアンチエイジング効果があることがわかっています。
ハスイモの選び方・保存方法
出典: @urahihC_RC8R
ハスイモを美味しく食べるうえで、正しい選び方と保存方法を覚えておくにこしたことはありません。ここでは、ハスイモの選び方と日持ちさせるための保存方法を紹介します。
新鮮なハスイモの選び方
新鮮なハスイモの選び方のポイントは、以下の通りです。
・皮の色が鮮やかな緑色である
・断面が白い
・断面が茶色の場合、表皮側だけにとどまっている
ハスイモの断面がすべて茶色に覆われているものは、鮮度がよいとはいえません。購入の際に、必ずチェックするようにしましょう。
ハスイモの保存方法
ハスイモは、以下の手順で冷蔵保存してください。
①ハスイモを新聞紙で包む
②①をビニール袋に入れる
③②を冷蔵庫で保存する
冷蔵保存の場合は日持ちしないので、できるだけ早く調理して食べるのが基本です。食べきれない分のハスイモは、乾燥または冷凍で保存しましょう。どちらの場合もハスイモの皮をむいてから水にさらし、アク抜きしたうえで使いやすい大きさにカットします。
その後、乾燥保存の場合はカットしたハスイモを天日干しによって乾燥させてください。冷凍保存する場合はカットしたハスイモを重ならないようにジッパー付き保存袋に入れ、急速冷凍します。ハスイモを乾燥または冷凍することで、長期保存が可能になるので上手に使い分けましょう。
ハスイモの食べ方・下処理は?
出典: @skywoodwind