プンパニッケルはどんなパン？味わいやカロリー・糖質は？食べ方・レシピのおすすめも紹介！

プンパニッケルはパンの一種ですが、知らない方も多いのではないでしょうか。今回は、プンパニッケルとは何なのか、材料やその味わいについて紹介します。

プンパニッケルは、ライ麦のみを使って作られるドイツの伝統的なパンです。ライ麦と天然酵母で生地を作り、16〜20時間ほどかけて蒸し焼きをして作られます。ライ麦は濃い茶褐色をしている為、別名黒麦とも呼ばれ、ライムギを原料にしたプンパニッケルはその特徴的な色から黒パンと呼ばれる事もあるようです。

プンパニッケルの値段は商品によって左右されますが、6枚スライスで400円前後が一般的で、ドイツでは比較的安価で手に入りやすいパンとして知られています。

（※ドイツパンについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）

プンパニッケルは、ドイツでは一般的なサワー種である天然酵母を利用する為、発酵する工程で特有の酸味が生じます。その為、ライ麦パンを食べ慣れていな人はその独特の香りや天然酵母の作る酸味に加え、プンパニッケルのボソボソとした食感を美味しくないと思うかもしれません。

しかし、プンパニッケルはトーストする事で酸味が減り、水分が飛ぶ事で食感が良くなります。また、ライ麦の香りがさらに高くなり美味しく食べる事ができます。

プンパニッケルは保存状態にもよりますが、およそ1年とかなり長い賞味期限を持つ食品です。天然酵母のサワー種の持つ酸味に雑菌の繁殖やカビを抑え保存性を高くする効果があるため、プンパニッケルは保存料を使用せずに長期保存する事が可能です。

ただし、使用してある食材によっては日持ちしない品もあるので、表示されている賞味期限を守って早めに食べ切るようにしましょう。

プンパニッケルは健康やダイエットに良いとして人気を集めているようですが、どんな理由があるのでしょうか。ここでは、プンパニッケルのカロリーや栄養素と合わせて、なぜダイエット向きの食品なのかを紹介します。

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

上記はプンパニッケルと他のパンのカロリー・糖質を比較した表ですが、プンパニッケルは他のパンに比べてカロリーが低めです。特にバターを多く使用するクロワッサンと比較すると250kcal以上の差があり、ダイエットにも役立つパンと言えるでしょう。さらに糖質量も控えめなので、糖質制限中でも取り入れやすいパンです。