寿司ネタ「えんがわ」の正体はイカ?実は魚のある部位!美味しい食べ方・レシピのおすすめも紹介!
寿司ネタ「えんがわ」の正体を知っていますか?実は、魚の名前ではなく、ヒラメ・カレイの「ヒレ」の部位でした。今回は、えんがわの正体「ヒラメ・カレイ」について、味わい・食感など違いや、回転寿司のえんがわにどっちが多いのかも紹介します。えんがわの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
寿司ネタ「えんがわ」の正体は?魚?イカ?
回転寿司でよく見かける寿司ネタのえんがわですがその正体を知っていますか?見た目はイカや貝にも似ていますが、実はある魚のヒレ部分を表す言葉です。ここではえんがわの正体や旬について紹介します。
えんがわの正体は「ヒラメ・カレイのヒレ付近の筋肉」の部位
えんがわとは魚の名前ではなくカレイやヒラメの部位の名称で、尾びれと背びれの付け根部分の筋肉を指します。ヒレを動かすための発達した筋肉のため、コリコリとした独特の食感が生まれます。えんがわという言葉の由来は、線が入ったような身の模様が日本家屋に多く見られる縁側に似ているためです。
えんがわの旬
ヒラメの旬は秋から冬にかけてですが、特に1、2月のヒラメは寒ビラメと呼ばれ、適度に脂が乗りつつ身がしまっていて非常に美味だとされています。3月の産卵期を終えると身が痩せて美味しくなくなるため寒い季節のうちに食べるのがおすすめです。
カレイは種類によって旬が異なりますが、えんがわの素材として多く使用されるカラスガレイは4月から7月にかけてが旬とされています。ただしカレイは冷凍された状態での輸入品が多く、あまり旬は意識しなくてもよいでしょう。
えんがわは「ヒラメ・カレイ」どっちの魚が多い?
えんがわはヒラメやカレイのヒレ近くの部位ですが、回転寿司などで見かけるえんがわはヒラメとカレイどちらが多いのでしょうか。ここでは回転寿司で見かけるえんがわはどちらの種類が多いのか、味わいや食感の違いについても紹介するので参考にしてください。
回転寿司のえんがわは「カレイ」がほとんど
回転寿司のえんがわはカレイが使われていることがほとんどです。カレイにはさまざまな種類がありますがえんがわの材料として使われる主な種類は以下の通りです。
・カラスガレイ
・オヒョウ
一般的にえんがわといえばヒラメのことを言いますが、ヒラメのえんがわは1尾からわずか4貫分しか取れない高級品です。回転寿司などでは1皿100円で食べることができますが、回転寿司のえんがわが安い理由はヒラメの代わりにカレイが使われているためです。
ヒラメよりもカレイのほうが安く仕入れることができ、カレイ1尾からはヒラメよりも多くのえんがわを取ることができます。上に挙げたカラスガレイからは20~60貫ほど取ることができるそうです。カレイのえんがわがメジャーになっているため、高級寿司店などではあえてヒラメのえんがわとメニューに提示しているケースもあります。
えんがわのヒラメとカレイでの味わい・食感の違い
ヒラメとカレイの違いについてですが、食感についてはそこまで大きな違いはありません。成分で見るとカレイのほうが脂質が多く含まれるため、カレイのほうが脂っぽく大味に感じられます。一方のヒラメは程よい脂と上品な旨味が特徴です。
Twitterの口コミ
実は今日初めてヒラメのえんがわを食べました。思ってたよりも美味しかったです☺️しかし脂のってるね!!私は脂のってるのよりもやっぱり身の方が好きだな……
Twitterの口コミ
今日ヒラメのえんがわ初めて食べた(画像)。油は少なめ肉厚で美味かったなぁ。カレイの縁側より好きかも。滅多にお目にかかれないけど。。。
えんがわの美味しい食べ方・レシピは?
寿司ネタとして親しまれているえんがわですが寿司以外にもおいしく食べる方法があります。手軽にできるレシピも紹介するので参考にしてみてください。