ホキはどんな魚?旬の時期や栄養価は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!

ホキという魚を知っていますか?どのような味がする魚なのでしょうか。今回は、深海魚「ホキ」の〈味わい・旬・栄養価〉など特徴を紹介します。〈フライ・煮付け〉など、ホキの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ホキとは?どんな魚?
  2. ホキは白身魚の1種の深海魚
  3. ホキの旬・産地
  4. ホキの味わい・食感は?まずい?
  5. ホキの栄養価・効能は?
  6. ①タンパク質
  7. ②ビタミンB12
  8. ③ビタミンD
  9. ホキの食べ方・レシピのおすすめ
  10. ①ホキのフライ
  11. ②ホキの野菜あんかけ
  12. ③ホキの煮付け
  13. ホキを食べてみよう

ホキとは?どんな魚?

出典:https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article37/

ホキと呼ばれる魚の存在はあまり知られていませんが、一体どのような魚なのでしょうか。ホキの正体と旬の時期や産地のほか、ホキの味わいについて実際に食べた方の感想を交えながら紹介します。

ホキは白身魚の1種の深海魚

ホキとは、タラ目マクルロヌス科に分類される白身魚の深海魚の一種です。ホキは以前までタラ目メルルーサ科に属していましたが、メルルーサ科とは遠い種族の魚と認定されて以来、マクルロヌス科として扱われるようになりました。

ホキはオーストラリアやニュージーランド、アルゼンチンや南アフリカなどの深海に生息しています。目が大きく細長い体型で、成魚になると全長は1m、重さは8kgほどに成長するのが特徴です。

ホキの口には鋭利な歯があり、ハダカイワシなどの魚やイカ、エビなどの甲殻類を捕食して暮らします。稚魚は浅い海で育った1年後に深海に移って暮らす生態があり、3年後に成魚に成長します。比較的寿命の長い魚で、なかには20年以上も生きる個体もいるようです。

(*白身魚の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

白身魚の種類一覧!それぞれ特徴や天ぷら・刺身など調理法のおすすめを紹介!

ホキの旬・産地

ホキの産卵期は6月から9月ごろで、この季節に旬を迎えます。ホキの主な産地はニュージーランドやオーストラリアの南部で、日本の近海では生息していません。近年はホキの漁獲量が減少しているため、ホキとして海外から日本へ輸入される魚はホキによく似たデコラである場合が多いようです。

2015年から2019年における5年間のホキの平均価格は、年間を通して安定しています。ホキの値段相場は年によって異なりますが、1kgあたりおよそ600円から700円ほどの値段で取引されています。

ホキの味わい・食感は?まずい?

ホキは白身魚のタラに似た味わいで上品な風味があり、柔らかく弾力のある食感があります。ホキの身は加熱しても崩れにくく、骨は少なく簡単に取り除くことができるため調理がしやすい魚です。

ホキはとても淡泊でクセの無い味であるため、まずいと感じる方もいるようです。そのため、調理の際は塩コショウやソース、香辛料などの調味料を使って濃い味付けにすると美味しく食べられます。また、ホキは加熱しても身が縮みにくいので、フライや天ぷらなどの揚げ物やソテーなどの料理にも向いています。

Twitterの口コミ

今日のランチは社食でホキのから揚げチリソース🍚
ホキってのり弁の白身魚フライやフィレオフィッシュの原材料にもなってるみたいですね
どうでもいいけど淡白な白身魚だからチリソースの味しかしないわ…😑
#lunch #ランチ #昼食

Twitterの口コミ

いいね! ホキって食ったことないかも。 RT @nyal40: 今日の社食。 ホキの天ぷら。 淡白な味だけど、うまし(^∇^) http://p.twipple.jp/vtnPh

ホキの栄養価・効能は?

出典:https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article37/

ホキにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。ここからは、ホキに含有される栄養とその効能について解説します。

①タンパク質

ホキには身体のエネルギー源となるタンパク質が豊富に含まれており、ホキの100gあたりのタンパク質量は納豆2パック分に相当します。

タンパク質は身体の筋肉や内臓、骨、爪や髪のほか、身体の機能調整に携わるホルモン、免疫細胞なども構成する栄養素です。タンパク質が不足すると疲れやすくなったりイライラしやすくなったりと、身体面だけでなく精神面にも影響を及ぼすので注意しましょう。(※1)

②ビタミンB12

ホキに含まれるビタミンB12は、コバラミンや赤いビタミンとも呼ばれています。ビタミンB12は葉酸とともに作用して赤血球を合成し、貧血を予防する働きがあります。また、ビタミンB12は神経伝達物質の働きを促したり、メラトニンと呼ばれるホルモンの分泌を促進して睡眠リズムを整えたりする作用を持つのも特徴です。

ビタミンB12が不足すると、悪性の貧血や疲労感、記憶力の低下や感覚神経の異常を引き起こし、不足した状態が進行すると睡眠障害や舌炎、認知機能の減退などが起こる恐れがあります。また、ビタミンB12はアルツハイマーの予防効果が期待できるため、高齢者が積極的に摂取すべき栄養素とも言われています。(※2)

③ビタミンD

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