小女子(玉筋魚)とは?じゃこ・しらすの違いは?読み方〜食べ方・レシピのおすすめまで紹介!
小女子(玉筋魚)という魚をを知っていますか?「こうなご(いかなご)」の読み方をする名前の魚です。今回は、小女子の名前の由来や〈味わい・旬・栄養価〉など特徴を、「しらす」「じゃこ」と違いを比較しながら紹介します。小女子の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
小女子に含まれる栄養素にはどのような効能があるのでしょうか。ここからは、小女子の栄養価と効能のほか、カロリーや糖質について解説します。
小女子の栄養価・効能
小女子に含まれる栄養素には、以下のようなものがあります。
・カルシウム
・リン
・亜鉛
・ビタミンD
・ビタミンB12
・ビタミンB2
小女子は、カルシウムやリン、亜鉛などのミネラルのほか、ビタミン類が豊富に含まれている小魚です。カルシウムやリンは歯や骨の生成に必要不可欠な栄養素で、小女子に含まれるビタミンDはリンの吸収を促す作用があります。亜鉛は基礎代謝や免疫力を高める作用があるほか、美肌や美髪効果も期待できます。
また、ビタミンB12は葉酸とともに血中のヘモグロビンの生成を促す作用があり、貧血予防にも効果的な栄養素です。ビタミンB2は皮膚や粘膜などを健やかに保つほか、体内で糖質や脂質・タンパク質をエネルギーに変換する働きもあります。
小女子のカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
小女子 | 125kcal | 0.1g |
じゃこ | 206kcal | 0.5g |
しらす | 206kcal | 0.03g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記の表は、小女子とじゃこ、しらすの100gあたりのカロリーおよび糖質量を示したものです。小女子のカロリーはじゃこやしらすよりも約80kcal程度低く、糖質量においてはいずれも1g以下と非常に低いことが分かります。小女子は、ダイエットや糖質制限をしている方にも安心して食べられる魚だと言えるでしょう。
小女子の食べ方・レシピのおすすめ
小女子はそのまま食べても良いですが、料理に使っても美味しくいただけます。ここからは、小女子を使ったおすすめのレシピを3品紹介します。
①小女子とくるみの佃煮
小女子を佃煮にして食べるのは、小女子料理のなかでも主流な食べ方で、小女子とくるみを乾煎りした後に、甘辛い味付けで仕上げます。材料を乾煎りをする際には、焦げないように注意してください。
②小女子とオクラの和え物
オクラと小女子に調味料を和えて作る副菜のレシピです。梅肉の酸味で爽やかな風味になり、食欲の沸かない日でも食べやすいでしょう。副菜だけでなく、お酒のつまみにも良く合います。
③小女子とピーマンの炒め物
小女子をピーマンとともに炒め合わせて作る炒めもののレシピです。柔らかいピーマンに小女子の歯ごたえが食感の良いアクセントになります。調味料は全て同量なので簡単に作ることができ、料理が苦手な方も失敗しにくいでしょう。