お茶っぱの全知識|選び方や淹れ方は?保存法や残った茶がらの再利用の仕方まで解説!
お茶っぱで美味しいお茶を飲みたくありませんか?今回は、お茶っぱの好み別の選び方・おすすめの種類や、〈茶葉の量・お湯の温度〉など美味しいお茶の淹れ方・コツも紹介します。お茶っぱの保存方法・賞味期限や、残ったお茶っぱの活用法・再利用の仕方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
お茶を淹れる際の手順は、以下の通りです。
1.お湯を人数分の湯飲みに注ぐ
2.急須に茶葉を入れる
3.湯飲みのお湯を急須へ注ぎ入れ、1分程度置く
4.お茶っぱが開いたら急須を数回廻し、湯飲みへ均一に注ぐ
5.急須に入ったお茶を最後の一滴まで湯飲みに注ぎ入れて完了
はじめから急須から湯飲みへお茶を淹れるのではなく、まずはお湯を湯飲みについでおきましょう。これは、人数分のお湯の分量を量ることとお湯を適温まで冷ます目的があります。急須から湯飲みにお茶を淹れる際には、人数分の湯飲みへ少量ずつ注ぎ入れると、全て均一な濃度でお茶を淹れることができます。
お茶っぱの保存方法・賞味期限は?
お茶っぱを保存する際には、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。未開封と開封後のお茶っぱの保存方法について解説します。
未開封のお茶っぱの場合
未開封のお茶っぱを保存する際のポイントは、以下の通りです。
・お茶っぱが袋に入ったまま冷蔵室に入れる
・長く保存したい場合は冷凍室に入れて保存する
開封していないお茶っぱは袋に入れたままの状態で冷蔵室に入れると、お茶っぱの旨みを逃さずに保存することができます。冷蔵室で保存したお茶っぱをすぐに開封するとお茶っぱに水滴がついて湿気る恐れがあるため、お茶っぱを冷蔵庫から出したらしばらく室温に置いてから開封するとよいでしょう。
また、冷凍室で保存したお茶っぱを使う場合は、前日にお茶っぱを冷凍庫から冷蔵室へ移動させておき、使う当日に室温に置いてから使うようにしてください。未開封のお茶っぱの賞味期限は、冷蔵室で半年程度、冷凍室で1年程度です。
開封後のお茶っぱの場合
開封後のお茶っぱを保存する場合は、以下のようなポイントがあります。
・開封後のお茶を密閉容器に移す
・日が当たらない涼しい場所で保存する
お茶っぱは光や酸素、湿度によって影響を受けやすく、他の食材の匂いも付きやすい性質があります。そのため、開封したお茶は劣化が進むのが早く風味が落ちやすいため、パッケージに表示された保存期間に関わらず早めに使い切ってください。
開封後のお茶っぱは、酸素や湿気がつかないように茶缶のような密閉性の高い保存容器に移して保存します。開封後のお茶っぱを冷蔵室に入れると、冷蔵室内の食品の臭いがお茶っぱに移る恐れがあるため、避けたほうが良いでしょう。開封後のお茶っぱを正しく保存した場合の賞味期限は、2週間程度です。
残ったお茶っぱの活用法は?再利用できる?
お茶っぱでお茶を淹れた後の茶がらを捨ててしまう人が多いようですが、この茶がらは活用して再利用することができます。ここからは、茶がらの活用法を3つ紹介します。
①ふりかけなど料理にして食べる
茶がらにはお茶っぱの栄養が7割残されていると言われているため、捨てずに食べるのがおすすめです。乾煎りした茶殻を調味料で味付けすると、ふりかけとして美味しくいただけます。すり胡麻や梅干し、かつお節などを加えてアレンジして作っても良いでしょう。
②肥料にする
茶がらは植物の肥料として活用することも可能です。茶がらを肥料にする場合は、茶がらを再度煮出して一晩置き、出がらしを植物の根の周辺に撒いた後に軽く水気を切った茶がらを土に混ぜます。こうすることで茶がらが植物の有機肥料となり、植物が活き活きと成長するでしょう。
③消臭剤にする
茶殻は臭いを消す作用があるため、昔から消臭剤や脱臭剤として利用されています。茶殻で消臭剤を作る方法は、十分に乾燥させた茶殻をガーゼやお茶パックなどに包むだけです。これを魚焼き器や冷蔵庫、靴箱などの悪臭がする場所に置くと、消臭効果が期待できます。