ギーとはどんなオイル?バターと違いは?栄養成分や効果・効能を紹介!
ギーとはどんなオイルかを知っていますか?バターと違いはあるのでしょうか?今回は、ギーの発祥地「インド」との関係や、栄養成分の効果・効能についても紹介します。ギーの作り方や料理への活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
⑥免疫力の向上
ギーに含まれる短鎖脂肪酸は、大腸の腸内粘膜のバリア機能をあげ、病原菌の進入を防ぐ役割があります。さらに、病気に抵抗する体内の成分を強化・生産する為の材料になるのが、短鎖脂肪酸です。これらの作用によって病気の感染を防ぎ、免疫力を向上させる働きがあります。
また、ギーに含まれているオレイン酸は、血中のコレステロール値を最適にたもつ働きがあります。善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールのみを減らす効能があるようです。そのほかにもオレイン酸はがんの予防や動脈硬化・心疾患といった、生活習慣病を予防する効果や効能があると注目されている成分です。
ギーの作り方は?
ギーは手軽に、自宅で作る事はできるのでしょうか。ここでは自家製ギーの材料と作り方を紹介します。わかりやすい動画も用意したので、参考にして作ってみてください。
材料
(保存容器500ml1個分)
・無塩バター:400g
作り方・手順
ギーの作り方は以下の通りです。
①鍋にバターを入れて中火にかける
②バターが溶けたら弱火にする
③泡が浮いて来たら取り除く
④泡が細かくなり溢れそうになったら火から下ろす
⑤泡が落ち着いたら、鍋底に茶色の膜があるのを確認する
⑥粗熱が取れたら、茶こしやコーヒーフィルターを使用して濾す
⑦容器に移して保存する
ギーは市販の無塩バターを使って自宅で作る事が出来ます。ポイントは、火加減とバターを煮詰める泡の大きさ、鍋底にできる茶色の膜の3点です。出来上がったギーは冷暗所で2〜3ヶ月ほど常温保存出来るので、自家製ギーを作ってみましょう。
ギーの料理への活用レシピ
ギーはバターコーヒーやトーストなどで手軽に使用できますが、他にはどのように利用できるでしょうか。ここでは、ギーを使った料理レシピを紹介します。
①チキンソテーギーとレモンのソース
表面はカリッと中はジューシーなチキンソテーを、レモン風味のギーでいただくレシピです。鶏肉を炒めた後の肉汁にギーを溶かして作るソースは、うま味とコクがありながらレモンの爽快感でさっぱりと食べられます。
②ギーと醤油のきのこパスタ
ギーと醤油の組み合わせが、絶品のパスタレシピです。ギーはバターよりも不純物が少なく、健康にも良いのでキノコの食物繊維と合わせて健康メニューのひとつとして食べても良いでしょう。