すき焼きの「割り下」とは?関西・関東で使い方が違う?黄金比での作り方・レシピも紹介!
割り下とは何か知っていますか?今回は、割り下の役割やめんつゆとの違いにくわえ、関東・関西での〈味・使い方〉など違いも比較して紹介します。割り下の黄金比や作り方にくわえ、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
(2~3人分)
・醤油 100g
・みりん 100g
・砂糖 30g
・酒 100g
作り方・手順
割り下を作る手順は以下の通りです。
1.酒、みりんを鍋に入れて煮立たせる
2.一度火を止めて醤油と砂糖を入れて温める
砂糖は白砂糖でも構いませんが、ザラメを使うことでコクが出て本格的なすき焼きが楽しめます。京都のすき焼きを作りたいなら必ずザラメを使ってください。2の過程では砂糖が溶ければよいので温める程度にしましょう。1の段階でしっかりアルコールを飛ばすのも大きなポイントです。
割り下の使い方・活用レシピ
割り下はすき焼き以外にも様々な料理に使うことができ、料理が美味しく仕上がります。ここでは割り下の使い方・活用レシピを紹介するので、割り下が余った時などにもぜひ作ってみてください。
①甘からあげ
すき焼きの後に少量の割り下が余った時は、こちらのレンコンとゴボウの甘からあげがおすすめです。甘辛く味が濃いのでお弁当のおかずとしても使える、箸が進む一品です。片栗粉をまぶすときに袋に入れて振るだけなので洗い物も増えません。
②みぞれソース
割り下に大根おろしを加えて作るみぞれソースは、焼いたサーモンや厚揚げにかけることでいつもよりおしゃれな食卓になります。味わいもそのままの割り下よりもあっさりとするので、くどさもなく食べやすいでしょう。
③すき焼きうどん
すき焼きを作るときにあえて割り下を多めに作っておき、次の日にうどんでいただく方法もあります。うどんの他にネギや卵などを入れることで栄養も摂れ、二度楽しめる美味しいレシピとなります。
割り下を使いこなそう
割り下は黄金比を覚えておくことでさまざまな料理に使えます。鴨鍋などの普段頻繁に食べないような鍋料理でも、割り下の基本的な配合にすれば問題なくおいしくいただけるので、応用させながら料理に日ごろから使っていくことをおすすめします。