えんどう豆を冷凍保存する方法・期間は?解凍の仕方や賞味期限の見分け方まで紹介!
【野菜ソムリエ監修】えんどう豆の冷凍での保存方法・期間を知っていますか?今回は、えんどう豆を〈生・茹で〉で冷凍保存する方法や、解凍の仕方も紹介します。賞味期限の見分け方や、冷凍えんどう豆の活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
えんどう豆を茹でて保存する方法・手順
茹でてから保存する場合、次のような手順で行いましょう。
【手順】
1.えんどう豆のさやから豆を取り外す
2.沸騰したお湯に、少量の塩と共にえんどう豆を入れ、2~3分間弱火で茹でる
3.茹でたえんどう豆の粗熱をとり、ファスナー付きのプラスチックバッグにえんどう豆を入れる
4.ファスナー付きのプラスチックバッグ内部の空気を抜き、冷凍庫に入れる
茹でてから冷凍保存する場合、最初にさやから豆を取り外すのがポイントです。
賞味期限の目安
茹でたえんどう豆を冷凍保存する場合も、賞味期限は1ヶ月程度と考えてください。生のまま冷凍保存した場合も同様ですが、あまり長く保存すると水気や風味が落ちてしまいます。また、購入時に状態が悪くなっているケースもあり得ますので、賞味期限の目安に関わらず、明らかに劣化している場合は食べずに廃棄するようにしましょう。
冷凍えんどう豆の解凍方法は?
冷凍保存しておいたえんどう豆を調理するにあたっては、解凍をしなければなりません。ここでは解凍方法について紹介します。
凍ったまま調理する
えんどう豆をさやから外し、豆の状態で冷凍保存している場合、そのまま調理できるためとても便利です。豆ご飯やスープ、煮物など、そのまま加熱すればOKです。粒が小さいので、すぐに火や味が通ります。ただし、凍ったえんどう豆を料理に入れると、温度が下がってしまう点は注意が必要です。
流水・自然解凍
料理の温度を下げたくない場合は、冷凍保存していたえんどう豆を先に解凍しておきましょう。その場合、流水や自然解凍がおすすめです。もちろん、レンジでも解凍できますが、えんどう豆から水分が抜けてしまうことがあります。流水での解凍であってもさほど時間はかからないので、こちらのほうがおすすめです。
桑原ナミ
野菜ソムリエ
流水解凍する際は、水を入れたボウルに袋ごとつけておくと自然に早く解凍できます。
解凍後に不要になったさやの活用法
えんどう豆のさやは捨ててしまう方も多いと思いますが、実はさやも食べることができます。筋と内側の薄い膜は食べづらいので、丁寧に外しましょう。筋や膜を外したさやは、煮物や汁物にするのが最適です。やわらかく、豆とは違う食感が楽しめます。手間はかかりますが、興味のある方は試してみてください。
えんどう豆の賞味期限が切れたらどうなる?
えんどう豆は生鮮食品なので、賞味期限、消費期限の記載はありません。そのため、見た目やにおいから状態を判断しなくてはなりません。ここではその判断のポイントを紹介します。
賞味期限が危ない状態
賞味期限が危ない状態のえんどう豆には、次のような特徴があります。
・さやにハリがない
・さやがしんなりしている
・まめがしわっぽい
これらは水分が抜けている状態、傷みつつある状態です。食べられなくはないですが、美味しくはなさそうですね。