八丁味噌の特徴とは?普通の赤味噌と違いある?代用品や栄養成分・効能まで紹介!

八丁味噌はどんな特徴の味噌か知っていますか?今回は、八丁味噌の〈製法・味わい・原料〉など特徴を普通の赤味噌と違いを比較しながら紹介します。八丁味噌の代用品や栄養成分・効能のほか、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 八丁味噌とは?どんな特徴の味噌?
  2. 八丁味噌の原料・製法
  3. 八丁味噌の味わい・風味の特徴は?まずいの?
  4. 八丁味噌の使い方と相性のいい料理
  5. 八丁味噌と他の赤味噌の違いは?
  6. ①原材料・麹の種類
  7. ②製法・熟成期間
  8. ③味わい・風味
  9. 八丁味噌は代用できる?
  10. 八丁味噌の栄養成分や効能は?
  11. 八丁味噌の活用レシピ
  12. ①八丁味噌とミートソースのパスタ
  13. ②八丁味噌のどて煮
  14. ③味噌汁
  15. 八丁味噌を使ってみよう

八丁味噌とは?どんな特徴の味噌?

日本にはさまざまな種類の味噌があり、その味わいや原料も大きく違います。八丁味噌も日本を代表する味噌の一つですが、ここではまず八丁味噌の基本的な原料や製法のほか、その味わいや八丁味噌と相性の良い料理について紹介していきます。

八丁味噌の原料・製法

八丁味噌は、主に愛知県の名古屋周辺で食べられている味噌で、麹の粒は見えず赤黒い見た目が特徴です。一般的な味噌の製法は大豆に米麹や麦麹を混ぜて作りますが、八丁味噌は原料として全て豆麹を使う製法が特徴的です。

八丁味噌は他の味噌よりも作る期間が長く、原料である豆麹を大豆から4日かけて作り、熟成期間も「二夏二冬」と呼ばれ1年半から2年と長期間熟成させます。八丁味噌は現在の愛知県岡崎市にある八帖町にその起源があり、岡崎城から八丁離れた場所に位置していたことからその名前がつけられました。

八丁味噌の味わい・風味の特徴は?まずいの?

大豆だけで作られる八丁味噌は、コクの強さと独特の渋みや辛味が特徴です。また、東海地方の夏は高温多湿であるため、塩分をたっぷり使って長い間熟成しても大豆の脂肪酸が酸化しないように作られています。濃厚な味わいで旨味もしっかり出ますが、糖分が少ないので一般的な味噌に比べると甘味も少ないと感じる場合もあるでしょう。

一般的な味噌とは違った独特の味わいのため、人によってはまずいと感じる場合もあるようですが、一方で人気も高い味噌です。

八丁味噌の使い方と相性のいい料理

八丁味噌の使い方はさまざまで、名古屋周辺では八丁味噌を使用した以下のような料理を多く見かける機会があります。

・とんかつのソース
・味噌汁
・サラダのドレッシング
・味噌煮込みうどん
・パスタ
・味噌チゲ


他にも非常に多くの使い方があり、八丁味噌は一部の地域でしか使われてはいないものの、その独特の味わいから汎用性の高い味噌と言えるでしょう。後述でもレシピをいくつか紹介しますが、和洋中と多くの料理で大活躍する味噌です。

八丁味噌と他の赤味噌の違いは?

八丁味噌の色は赤黒いのが特徴ですが、赤味噌と呼ばれる味噌もあります。赤味噌と八丁味噌は一体どのようなところに違いがあるのでしょうか。ここでは八丁味噌と赤味噌の原料の違いや、作り方について違いを見てみましょう。

①原材料・麹の種類

味噌は、大きく赤味噌と白味噌に分けられます。地域によってさまざまな作られ方をしますが、赤味噌は見た目が赤い色の味噌の総称なので、八丁味噌も赤味噌の仲間に入ると言って良いでしょう。ただし愛知県では赤味噌と言うと、米麹を使った米味噌や麦麹を使った麦味噌のことは指さずに、豆麹を使った豆味噌のことを指します。

また、八丁味噌は原料や熟成期間などが他の味噌とは違うため、国が定める基準に合格しないと八丁味噌と呼ぶことはできません。

②製法・熟成期間

味噌は熟成させるほど色が濃くなるため、期間が長いほど色が濃くなっていきます。製造方法は地域によって違いはあるものの、米麹や麦麹を使用し、約一年程度の熟成を経て作るのが赤味噌の基本的な作り方です。一方、八丁味噌は大豆だけを使用して作り、種麹も豆麹を使用します。熟成期間も他の赤味噌よりも長く、1年半以上かけて作られます。

③味わい・風味

米麹や麦麹を使用する赤味噌は、その麹の配合によって少しずつ味わいは違うものの、米や麦の糖分で甘さが感じられるのが特徴です。また、赤味噌は一年程度の熟成によって作られるため、塩分も八丁味噌と比べて多くはありません。一方の八丁味噌は塩分が多いので辛味が強く、米麹を使わないので甘味が少ないのが特徴です。

(*味噌の種類別の違いについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

味噌の種類別の違い・特徴は?地域でも様々?選び方・使い分けのポイントを解説!

八丁味噌は代用できる?

八丁味噌は名古屋近辺では日常的に食べているものの、それ以外の地域の場合には一度購入するとなかなか使いきれず持て余すことになるケースも多いようです。そういった理由から八丁味噌を購入することをためらうのであれば、赤味噌に醤油や味醂などを加えて八丁味噌に味を近づけてみましょう。

八丁味噌独特のコクを味醂で出し、醤油で塩辛さを表現できます。ただし、完全に同じ味にはならないため、こだわりたいなら八丁味噌を購入した方が良いでしょう。

八丁味噌の栄養成分や効能は?

八丁味噌には以下のような栄養素が含まれます。

・タンパク質
・乳酸菌
・炭水化物
・ビタミンE、Kなどのビタミン類
・ミネラル
・食物繊維


八丁味噌は大豆が主な原料であるため、大豆由来の栄養成分を豊富に含むのが特徴です。中でもタンパク質は体を作るうえで重要な役目を果たしており、健康的な生活をする上では欠かせない栄養素です。

また、八丁味噌は長い期間熟成させる発酵食品であることから、乳酸菌も非常に多く含んでいます。さらに大豆に含まれるイソフラボンや食物繊維は美容と便秘解消に一役買ってくれるので、美容を気にする人にもおすすめの食材です。ほか、リノール酸も含まれており美白効果も期待できるようです。

ただし前述した通り、塩分量も多いので、食べ過ぎに注意しながら料理に活用してみてください。

八丁味噌の活用レシピ

ここでは、八丁味噌を使用したレシピを紹介します。八丁味噌はさまざまな料理に使いやすく、和食以外にも幅広く活躍します。料理の味が物足りないと感じたときも、八丁味噌を加えると絶品になることもあるので試してみてください。

①八丁味噌とミートソースのパスタ

出典:https://cookpad.com/recipe/6402586

一見普通のミートソースに見えますが、八丁味噌を使うことでシンプルな材料でも美味しく仕上がるようになっています。チーズとの相性も良いので粉チーズをかけて食べましょう。

秘伝!八丁味噌とミートソースのパスタ! by Kenjiro999 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

②八丁味噌のどて煮

出典:https://cookpad.com/recipe/6236613

お酒のお供にピッタリなコクとともに辛味のある、八丁味噌のどて煮のレシピです。少し濃いめに味付けするのでお弁当のおかずとしても活躍します。辛みが強いなら砂糖を加えてまろやかにするのも良いでしょう。

八丁味噌のどて煮 by ごはんうまお 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

③味噌汁

出典:https://cookpad.com/recipe/6617388

愛知県では定番ともいえる赤だしの味噌汁も、他の地域では新鮮な味噌汁となります。深いコクが特徴の八丁味噌を使うことで、体も温まりやすくご飯も進みます。

大根と油揚げの赤だしの味噌汁 by 春菜食堂ϋ♡ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

八丁味噌を使ってみよう

八丁味噌は、愛知県以外のスーパーなどでも広く販売されています。汎用性の高さや独特のおいしさを持ち合わせている調味料なので、一つ持っておくのもおすすめです。常備しておくことでレシピの幅が広がるほか、さまざまな調味料の代用としても使えるので、是非使ってみて下さい。

関連する記事