どんこ(エゾイソアイナメ)はどんな魚?刺身や肝の美味しい食べ方を紹介!
どんこ(エゾイソアイナメ)はどんな魚か知っていますか?今回は、どんこの生態や値段・味わいなど特徴のほか、旬の時期・産地も紹介します。どんこの〈刺身・肝・煮付け〉など食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
どんこは淡白な味わいで身が柔らかく食べやすい魚ですが、どのように食べるのがよいのか分からない人も多いかもしれません。美味しくておすすめのどんこの食べ方を紹介するので参考にしてください。
①どんこ出汁を取る
どんこに熱を通すと、とても美味しい旨みがたっぷりの出汁が出ます。どんこは頭まで身が詰まっていて頭からもよい出汁が出る魚なので、どんこ出汁で味噌汁をつくったり、身や肝まで活用して鍋ものを楽しんだりするのもよいでしょう。
なお、東北ではどんこ汁と呼ばれて親しまれているどんこ出汁を活用した郷土料理があります。どんこの骨やアラから出た出汁でどんこの身や野菜を煮込み、仕上げに味噌と肝を加えるという作り方で、どんこを丸ごと楽しむことが出来ます。
②刺身で食べる
身が柔らかいどんこは、刺身で食べるのもおすすめの魚です。特に旬の時期のどんこの刺身は脂が乗っていてとても美味しいです。さっぱりとして淡白な味わいなので、物足りない場合は醤油に肝を溶かした肝醤油で食べると、肝の甘みとコクが加わります。また、昆布で締めて食べるのも昆布の旨みが加わり美味しいでしょう。
③どんこの肝もおすすめ
どんこと言えば肝というくらい、肝の美味しさは絶品の魚です。どんこの刺身をたたきにしたものと生の肝を和えて作ったどんこの肝和えは、とても美味しい一品です。また、どんこの肝を出汁に溶かして作った鍋料理は冬ならではのおすすめの食べ方です。
東北の郷土料理には、どんこのさかさ焼きと呼ばれる、どんこの肝と味噌を合わせたものをどんこに塗って焼いたりどんこの腹に戻して焼いたりする料理もあります。
どんこの料理・レシピのおすすめ3選
どんこは意外と簡単に釣り上げることが出来る魚なので、釣り上げた経験がある人もいるでしょう。また、タイミングが合えばスーパーなどでどんこを購入することも出来ます。ここではどんこが手に入った際におすすめのどんこ料理のレシピを紹介します。
①三陸名物のどんこ汁
どんこの出汁や肝の旨みがたっぷり溶け込み、どんこを丸ごと味わうことが出来るどんこ汁は、寒い日にもぴったりのレシピです。冷蔵庫にあるものやお好みの野菜を具材にしてアレンジすることも出来ます。量を増やして鍋ものにしてもよいでしょう。
②どんこの煮付け
淡白な味わいのどんこを、甘辛い煮汁で煮付けるのもおすすめのメニューです。レシピでは頭や内臓を取り除いて調理していますが、どんこは丸ごと食べても美味しいので、取り除かずにそのまま煮付けてもよいでしょう。