ドレンチェリーとは?味はまずいって本当?作り方やお菓子レシピのおすすめも紹介!
ドレンチェリーとは何か知っていますか?正体は「さくらんぼの砂糖漬け」です。今回は、ドレンチェリーの味わいやどこに売ってるのか、にくわえ作り方など紹介します。ドレンチェリーの代用品や〈クッキー・パウンドケーキ〉などお菓子レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
・さくらんぼ:500g
・グラニュー糖:500g
・水100cc
作り方・手順
ドレンチェリーを作る手順は以下の通りです。
1.さくらんぼを洗って種抜き器で種を取りのぞく
2.材料の砂糖と水を鍋で煮立てて、シロップを作る
3.シロップができたらさくらんぼを加えて10分ほど煮る
4.粗熱が取れたら一晩寝かせる
5.翌日シロップだけを取り出し、砂糖を追加して煮立たせる
6.熱々のシロップをさくらんぼの入った容器に注ぎ、寝かせる
7.5と6の工程を繰り返し行う
8.さくらんぼが透きとおるほどシロップが浸透したらオーブンで乾燥させる
ドレンチェリーを作るには、さくらんぼを繰り返し砂糖のシロップで煮立てます。毎日繰り返して、およそ一週間ほどすると、シロップがさくらんぼに浸透するので、さくらんぼが透きとおった色に変わったら次の工程に移りましょう。
しっかりシロップが浸透したさくらんぼは、オーブンを使ってよく乾燥させて水分を抜きますが、オーブンだけでは乾燥が足りないときは天日干しも利用してください。その場合は、半日ほど風通しの良いところで干すのがおすすめです。
ドレンチェリーの原材料のさくらんぼは、味や色、酸味のバランスが整った紅さやかが向いているので紅さやかが手に入った時には使ってみてください。また、分量のグラニュー糖は一般的な上白糖に置き換えられます。
ドレンチェリーは代用できる?
ドレンチェリーは製菓材料店で販売されていますが、身近なスーパーでは売っていないこともあります。手元にドレンチェリーがないときに活用できる、おすすめの代用品を紹介します。
①マラスキーノチェリー
カクテルの飾りによく利用されるマラスキーノチェリーはドレンチェリーとよく似ています。マラスキーノチェリーの「マラスキーノ」とは、マラスカ種のさくらんぼを原料としたリキュールです。
本来マラスキーノチェリ―は、このマラスキーノに漬け込まれたさくらんぼのことを指していました。しかし、20世紀にはいるとマラスキーノではなくアーモンドなどで香りづけされるようになったそうです。
マラスキーノチェリ―もドレンチェリーと同じように砂糖も使って漬け込むので、甘みが強く、よく似た味わいがします。色もドレンチェリーのようにカラフルで、ドレンチェリーの代用品として最適です。
②アンゼリカ
アンゼリカは、セリ科のハーブであるセイヨウトウキの砂糖漬けのことです。緑色のセイヨウトウキの茎を使っているので、緑色のドレンチェリーの代用品に向いています。ドレンチェリーと同じように砂糖を使って煮詰め、水分を抜いているのでハーブの香りは少なく、強い甘さが特徴です。ただし、日本ではあまりセイヨウトウキは手に入りません。
そこで、日本では見た目がよく似たふきを使って砂糖漬けにしたものもアンゼリカとして販売されています。ふきで作ったアンゼリカは香りは少なめであることから、お菓子に使っても素材の香りなどを邪魔せず、ドレンチェリーの代用品にも向いています。
ドレンチェリーを使ったお菓子レシピ
ドレンチェリーを使ったおすすめのお菓子のレシピを紹介します。ドレンチェリーを使うことで見た目もカラフルになるので、普段のお菓子作りにおすすめレシピを活用してください。
①懐かしい絞り出しクッキー
シンプルなクッキー生地を絞りだしておしゃれにした絞り出しクッキーのレシピです。真ん中にドレンチェリーをあしらうと、どこか懐かしい昭和のお菓子のような見た目になります。