フォンダンとは?どんな意味?作り方や使い方のポイント解説!
フォンダンとは何か知っていますか?どんな意味があるのでしょうか?今回は、フォンダンの材料・作り方や、使い方のポイントを紹介します。フォンダンとアイジングの違いや、フォンダンを使ったお菓子レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
フォンダンとは?どんな意味?
フランス料理や洋菓子の名称には時おりフォンダンという言葉がついていますが、フォンダンにはどのような意味があるのでしょうか。ここではフォンダンとはそもそも何なのか、どのような意味を持つ言葉なのかを説明します。
フォンダンは西洋菓子に使われる砂糖衣
フォンダンとは砂糖を水とともに煮詰めてきめ細かく再結晶化させた糖液で、なめらかなクリーム状の砂糖衣のことを指します。フォンダンは西洋菓子のトッピングに使われており、フォンダンが施されたお菓子の名前にはフォンダンの名前がついていることがあります。
和菓子にも同様の砂糖衣を使うことがありますが、その場合はフォンダンではなくすり蜜と呼ばれています。
フォンダンの意味
砂糖衣を使用していない料理や西洋菓子であっても、フォンダン仕立てなどフォンダンの入った名称が付いていることもあります。これは、フォンダンが砂糖衣のことを意味するほかに、フランス語で「柔らかい」や「溶けている」という意味も持つためです。口の中でとろけるような料理であることを印象付けるために、料理名にフォンダンと入れることがあるのです。
フォンダンショコラの「フォンダン」とは厳密には違う
フォンダンが名前につくお菓子と聞くと、フォンダンショコラを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フォンダンショコラとはとろけるチョコレートが中に入っていることが特徴のチョコレートケーキで、本場フランスでは一般的にミ・キュイ・オ・ショコラと言われます。
ミ・キュイはフランス語で半分火が通っている半生状態を意味し、中に入っているチョコレートの状態を表現しています。日本ではフォンダンショコラという名称が定着してしまいましたが、本来のフォンダンの意味とは厳密には違い、海外ではフォンダンショコラと呼んでも通じないケースがあることに注意が必要です。
フォンダンの材料と作り方
お店の製菓コーナーでフォンダンを入手することもできますが、自分でフォンダンを作ることも可能です。ここでは、フォンダンを作るために必要な材料や作り方を説明します。
フォンダンの材料
フォンダンの一般的な材料は以下の通りです。
・グラニュー糖:400g
・水飴:75g
・水:140cc
フォンダンの基本的な材料は上記の3種類ですが、水飴の代わりにマシュマロを使ったマシュマロフォンダンも近年注目を集めています。ここでは水飴を使ったフォンダンの作り方を紹介しますが、マシュマロを使った作り方は上記の動画でも紹介されているので参考にしてみてください。
フォンダンの作り方・手順とポイント
フォンダンの作り方は以下の通りです。
1. 鍋に材料を全て入れ、中火で熱する
2. 沸騰した後も116℃になるまで熱し続ける
3. のし台にかたく絞った布巾を敷き、その上に2を乗せて冷ます
4. 生地を木のへらで力強く練り上げる
フォンダンは作る時の温度が非常に重要となってくるため、温度計での温度管理は欠かせません。116℃になるまで熱し、のし台に乗せたら40~50℃になるまで冷ましてから木のへらで練り上げましょう。すぐに使わない場合はしっかりとラップで包み、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存してください。
フォンダンの使い方
フォンダンは作る時の温度が重要となってきますが、フォンダンを使う際に気を付けるべきことはあるのでしょうか。ここでは、フォンダンを使う際のポイントや、フォンダンを使ったお菓子の例を紹介します。