たけのこ芋(京芋)とは?あく抜き・下ごしらえの仕方など紹介!
【野菜ソムリエ監修】たけのこ芋(京芋)とはどんな芋か知っていますか?今回は、たけのこ芋の〈旬・産地・栄養価〉など特徴や、保存方法なども紹介します。たけのこ芋のあく抜きなど下ごしらえの仕方や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
福光佳奈子
野菜ソムリエ
たけのこ芋を耐熱容器に入れてレンジで加熱することで、簡単にあく抜きの下ごしらえをすることもできます。
たけのこ芋の下ごしらえ中にかゆい時の対処法
たけのこ芋の皮を剝いている際に、手が痒くなった場合の対処法を紹介します。
【やり方】
1、手を水に浸け洗い流す
2、氷水で冷やす
3、レモン汁やレモンバームの葉をかゆみがある部分に塗る
たけのこ芋の下ごしらえ中に手がかゆい原因は、シュウ酸カルシウムという成分が皮辺りのぬめりの中に含まれており、その成分が手に刺さりかゆみや痛みの症状が現われます。塩・洗剤や石鹸・酢・重曹を手につけて洗うとさらにぬめりが取れやすいので、手に傷がない人や敏感肌ではない人は試してみてください。
(*里芋の皮むきでかゆい場合の対処法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
たけのこ芋に合う調理法・料理
たけのこ芋に合う調理法や料理を紹介します。
・焼く
・煮る
・炒める
・サラダ
たけのこ芋は火を通すと、ねっとりとした柔らかい食感とホクホクとした食感を楽しむ事ができます。身がしっかりしているので、和食の定番の煮物を作る際も煮崩れしないせず綺麗に仕上がります。たけのこ芋はお腹に溜まるので腹持ちがよく、ダイエット中の人にもおすすめの食材です。和食・中華・洋食など様々な料理で活用できるので試してみて下さい。
たけのこ芋(京芋)のレシピのおすすめ
たけのこ芋は、しっかりと下ごしらえのあく抜きをすると美味しく食べる事ができます。里芋に比べるとぬめりが少ないので、炒め物や焼くレシピもおすすめです。たけのこ芋を使った様々な調理法があるので、その中でもおすすめのレシピを紹介します。
①たけのこ芋とごぼうのコンソメスープ
食物繊維が豊富なごぼうやたけのこ芋のコンソメスープで、簡単に作る事ができ体を温めてくれます。ごぼうからあくが出るので、酢水に入れてあく抜きをする事が調理のポイントです。
②たけのこ芋の煮物
このレシピは下ごしらえのあく抜きは塩を入れるのではなく、お酢を代わりに入れています。煮汁が少なるまで煮るので、たけのこ芋にしっかりと味が染み込み美味しさが増します。是非、定番の煮物レシピを試してみて下さい。
③たけのこ芋のチーズガレット
片栗粉を入れているので、もっちりとした食感が楽しむ事ができるレシピです。パルメザンチーズの風味が良く、大人のおつまみや子供のおやつとしてもおすすめです。