バナナは皮ごと食べれる?毒はない?栄養価・効能や食べ方のおすすめを紹介!

【株式会社アグオル監修】バナナの皮を食べれるのか知っていますか?バナナの皮は捨ててしまうことがほとんどかもしれません。今回は、バナナの皮の食べ方や、皮に含まれる栄養価や効能を紹介します。バナナの皮に毒・麻薬成分が含まれている噂の真偽も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. バナナは皮って食べれるの?
  2. バナナの皮は皮ごと食べれる?毒性はない?
  3. バナナの皮に毒や麻薬成分は含まれておらず安全
  4. バナナの柄・先端は未検査なので取った方が安全
  5. バナナの皮の栄養価は高い?効果・効能は?
  6. ①カリウム
  7. ②マグネシウム
  8. ③ビタミンA
  9. ④ビタミンB6
  10. ⑤ビタミンB12
  11. ⑥ビタミンC
  12. ⑦食物繊維
  13. バナナの皮の美味しい食べ方は?
  14. ①スムージーにする
  15. ②油で揚げる
  16. ③皮ごと焼く
  17. 皮ごと食べる用のバナナ品種もある!
  18. ともいきバナナ
  19. バナナの皮を食べてみよう!

バナナは皮って食べれるの?

甘くて柔らかく食べやすいバナナは、皮がついていて持ち運びやすいのでそのままお弁当に持っていく人も多い果物です。果物には皮ごと食べた方が栄養価が高いものが多く存在しますが、バナナは皮ごと食べることはできるのでしょうか。バナナは皮ごと食べられるのかについて説明します。

バナナの皮は皮ごと食べれる?毒性はない?

バナナは皮を剥いて食べる人がほとんどでしょう。皮ごと食べる場合に気になるのは農薬などによる体への影響ですが、栄養豊富なのであれば皮ごと食べたい人もいるかもしれません。バナナの皮の毒性や、どの部分まで食べられるのかについて紹介します。

バナナの皮に毒や麻薬成分は含まれておらず安全

バナナの皮には毒や麻薬成分が含まれていると聞いたことがある人もいるかもしれませんが、バナナの皮にはそのような成分は含まれていません。この噂が広まったきっかけは1967年にカリフォルニア州のBerkeley Barbという新聞に「バナナの皮にはバナナジンという向精神物質が含まれている」と冗談で書かれたことでした。

同年にニューヨーク大学の研究者が、バナナの皮にはこのような物質は入っておらず、仮に摂取してもプラシーボ効果しか得られないと発表しています。50年以上経った今でもこのような都市伝説が存在していますが、バナナの皮は食べても毒はなく安全なものなので安心していいでしょう。

バナナの柄・先端は未検査なので取った方が安全

バナナの皮には毒や麻薬成分は含まれていませんが、農薬については気になるところです。バナナは収穫後に果柄を除く果皮と果肉部分を対象に残留農薬の検査をすることが、食品衛生法によって定められています。つまり皮や実は検査を受け安全性が保証されていますが、果柄は検査をしていないので基準値を超えているのかが不明なのです。

そのため収穫後に残留農薬の検査を受けていないバナナの柄や先端は、取ってから食べる方が安全といえるでしょう。

バナナの皮の栄養価は高い?効果・効能は?

バナナの果肉部分には栄養が豊富に含まれていることは周知の事実ですが、皮の栄養価についてはどうなのでしょうか。次はバナナの皮に含まれる栄養価や、効果・効能について紹介します。

①カリウム

バナナの皮に豊富に含まれるカリウムは体内の浸透圧の調整に役立つミネラルの一種で、カリウムと水分を一緒に摂取することで便秘の改善に効果的です。他にも筋肉の働きをスムーズにする効果があるので、脂肪の燃焼を助ける効能があります。

またカリウムは水分を排出すると同時に、体内の塩分も排出する働きがあります。むくみが起きると血流やリンパの流れを悪くしますが、カリウムを摂取することでむくみが改善されて代謝が良くなり、結果的に痩せやすい体になるのでダイエットに効果的です。むくみが気になっている人や、ダイエットに効果を感じていない人はカリウムを意識的に摂取しましょう。(※1)

②マグネシウム

マグネシウムは補酵素として300以上の酵素の働きを助ける栄養成分です。カルシウムとのバランスを取って筋収縮を制御し、血管を拡張させ血圧を下げることもできるほか、血小板の癒着を抑え血栓を作りにくくする効果もあります。

その他には腸内の大便の水分を調節して軟らかく保つ効果もあるので、便秘を防ぐ効能が期待できます。マグネシウムの摂取量が多い男性は大腸がんになりにくいというデータもあるので、バナナを食べるときは皮ごと食べることを意識して生活習慣病の予防に役立てみましょう。(※2)

③ビタミンA

ビタミンAの主な効果は肌のターンオーバーを正常に保ち、コラーゲンなどの肌の土台となる成分を生成することです。ビタミンAが不足すると肌が乾燥して荒れやすくなるので、肌の調子が良くない場合にはビタミンAを意識して摂取すると良いでしょう。

ただしビタミンAは脂溶性ビタミンなので体内に蓄積しやすく、過剰摂取による副作用のデメリットもあるので摂取量には注意が必要と言えます。(※3)

④ビタミンB6

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