バナナは皮ごと食べれる?毒はない?栄養価・効能や食べ方のおすすめを紹介!
【株式会社アグオル監修】バナナの皮を食べれるのか知っていますか?バナナの皮は捨ててしまうことがほとんどかもしれません。今回は、バナナの皮の食べ方や、皮に含まれる栄養価や効能を紹介します。バナナの皮に毒・麻薬成分が含まれている噂の真偽も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
バナナの皮に含まれるビタミンB6はタンパク質の代謝に働きかけ、酵素を助ける補酵素の役割を担っています。ビタミンB6には皮膚や髪、歯などの健康維持に効果があるほか脂質代謝を促進する効果もあり、内臓脂肪が蓄積するのを予防します。
他にも免疫機能の調節や、貧血や肌荒れ予防にも効果的なのでダイエット中や栄養が足りていないと感じる場合には、バナナを皮ごと食べるのがおすすめです。(※4)
⑤ビタミンB12
ビタミンB12はヘモグロビンの生成を助ける働きのほか、神経系統の正常な働きを補助しているビタミンです。ビタミンB12の摂取量が不足すると、造血作用が上手くいかずに貧血を起こしたり、精神が不安定になって認知機能の低下などが引き起こされたりする可能性があります。
ビタミンB12は多量に摂取したとしても、過剰な分は尿などから排出されるため、過剰摂取に注意する必要は基本的にありません。(※5)
⑥ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成には必須となる栄養成分で、肌の調子を整えるほか、皮膚のメラニン生成を抑えて紫外線によってできるシミを防ぐ美容効果が有名です。またビタミンCにはストレスや病気に対する抵抗力を強める効果があり、歯や骨を正常に保つ効果もあるのが特徴です。
近年ではビタミンCの抗酸化作用によって、がんや動脈硬化を予防する効果も期待されているので、積極的に摂り入れたい栄養素の一つと言えるでしょう。ビタミンCは水溶性ビタミンなので過剰に摂取したとしても、尿などと一緒に体外へ排出されるので副作用がなく安全です。(※6)
⑦食物繊維
バナナの果肉には食物繊維が豊富に含まれていることは有名ですが、皮にも多くの食物繊維が含まれています。食物繊維を摂取すると腸内で発酵し善玉菌が繁殖しやすい環境を作りますが、こうして腸内環境を整えることで便秘の解消などに効果があります。
さらに善玉菌は脂肪の吸収を抑える短鎖脂肪酸を生成するため、脂肪の吸収が抑えられることでダイエットにも効果を発揮する栄養素です。また、食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにするほか血中のコレステロールを下げる働きもあるため、生活習慣病の予防効果も期待できます。(※7)
バナナの皮の美味しい食べ方は?
バナナを皮ごと美味しく食べるためにはどのような方法があるのでしょうか。次はバナナを皮ごと食べるおすすめの方法について紹介します。
奈佐貴之
株式会社アグオル
海外産のよくスーパーに並んでいるバナナは皮が分厚いのでそのまま食べるより加工するのがオススメです。
①スムージーにする
バナナの皮ごとブレンダーにかけてスムージーにした、豊富な栄養をそのまま摂取できる食べ方です。重曹を使って農薬の除去を行っているので安全に飲むことができます。
奈佐貴之
株式会社アグオル
熟成したバナナを皮ごと冷凍してスムージーにすれば氷が無くても冷たいスムージーが飲めるのでオススメです。
②油で揚げる
バナナの皮にカレーの風味をまとわせた、バナナの皮のフライのレシピです。収穫されたばかりの新鮮な国産バナナを使うことをおすすめしています。