梅シロップの氷砂糖が溶けない原因と対処法4つ!冷蔵庫の保存はNG?

梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けない経験はありませんか?冷蔵庫での保存が原因かもしれません。今回は、梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けない時の原因を、溶ける理由や時間の目安に加え、溶かす対処法とともに紹介します。梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けやすくなるコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 梅シロップの氷砂糖が溶けない…溶かす方法はある?
  2. 梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けない原因は?冷蔵庫での保存はNG?
  3. 【前提】梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けるには10日〜2週間かかる
  4. ①ゆする回数が少ない
  5. ②砂糖の量が多すぎる・少なすぎる
  6. ③梅の水分が元々少ない
  7. ④冷蔵庫など低温の環境で保存している
  8. 梅シロップの氷砂糖や砂糖がどうしても溶けない時の対処法は?
  9. ①梅シロップの瓶を揺する・かき混ぜる回数を増やす
  10. ②梅シロップを加熱する
  11. 梅シロップに砂糖が溶けやすくする方法も知っておこう
  12. ①溶けやすい砂糖の種類を使う
  13. ②梅を冷凍してエキスが出やすくする
  14. 梅シロップの氷砂糖をしっかりと溶かそう

梅シロップの氷砂糖が溶けない…溶かす方法はある?

梅シロップを作ったのに、氷砂糖がなかなか溶けきらないことはありませんか。氷砂糖が溶けないと青梅のエキスがでないため、美味しい梅シロップになりません。この記事では、梅シロップの氷砂糖が溶けない原因と対処法、溶けやすくする方法を解説します。

梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けない原因は?冷蔵庫での保存はNG?

梅シロップの氷砂糖が溶けない時には、どのような原因が考えられるのでしょうか。ここからは、梅シロップの氷砂糖が溶けない原因と対処法を説明します。合わせて、砂糖を溶かしている最中の梅シロップの冷蔵庫保存についても解説するので、参考にしてみてください。

【前提】梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けるには10日〜2週間かかる

そもそも梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けきるには、大抵の場合10日〜2週間もの時間がかかります。砂糖が溶けきるまで、その程度の時間は気長に待つ必要があります。

梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶ける理由は、砂糖の高い浸透圧によって青梅のエキスが引き出され、そのエキスで砂糖が溶けるためです。青梅が大粒で表面積が大きければ、それだけ砂糖によく触れてエキスがしっかり出るので、砂糖が溶けやすいと言えます。

砂糖が溶けないために、あまりにも長い期間梅シロップを放置していると、発酵して泡が発生してしまう恐れがあります。発酵する前に梅シロップを完成させるために、砂糖を早めに溶かして青梅のエキスを十分に引き出すことが必要です。

①ゆする回数が少ない

美味しい梅シロップを作るためには、毎日容器をゆすることが大切です。砂糖は容器の底に沈澱するので、容器の上と下で砂糖の濃度に差が出てしまいます。ゆすることで砂糖が全体に均一に行き渡り、青梅のエキスが引き出されやすくなるので、砂糖が早く溶けてくれます。

容器をゆするのは最低でも1日1〜3回程度が目安になりますが、 砂糖が溶けていないようであれば、より頻繁にゆするようにしましょう。

②砂糖の量が多すぎる・少なすぎる

氷砂糖や砂糖の量が多すぎると、それだけで砂糖は溶けにくくなってしまいます。逆に砂糖の量が少なすぎると、梅からのエキスが十分引き出されず、砂糖は溶けにくくなります。青梅と砂糖の量の割合は1:1、青梅と砂糖が同量というのが目安です。甘さを控えめにするために砂糖の量を減らしたい場合、青梅と砂糖の割合は1:0.7〜0.8程度までにしましょう。

砂糖の量が多くて溶け残っている場合、梅の実にしわが十分よっていれば、それ以上梅からエキスが抽出されることはありません。溶け残った砂糖を取り除いて、梅シロップの完成として大丈夫です。砂糖の量が少なすぎる場合は砂糖を足して容器をゆすり、全体に砂糖がまわるようにして、エキスが抽出されるのを待ってみてください。

③梅の水分が元々少ない

梅は自然のものなので個体差があり、水分量が多いものがあれば少ないものもあります。大粒の梅は果肉部分が多く、水分量も多いのでエキスがたっぷり出て砂糖が溶けやすいです。小粒の梅は果肉部分が小さいので水分量も少なく、エキスの量も比較的少なくなってしまいます。

梅の実に深いしわがよっていれば、それ以上エキスが抽出されることはないので、砂糖が溶け残っていてもできあがりと判断してよいです。溶け残った砂糖を取り除いて、梅シロップの完成としてください。

④冷蔵庫など低温の環境で保存している

冷たい水に砂糖を溶かしてもなかなか溶けきらないように、梅シロップの容器を冷蔵庫などの温度が低い場所に保管していると、砂糖は溶けきりません。砂糖を溶かしている段階の梅シロップの保存方法は、常温で直射日光が当たらない場所に置いておくようにしましょう。

梅シロップを冷蔵庫に入れていて砂糖が溶け残っているのであれば、冷蔵庫から出して常温に置いてください。砂糖がすべて溶けきり、梅シロップが完成してから冷蔵庫で保存するようにしましょう。

(*梅シロップの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

梅シロップの保存方法・賞味期限は?瓶の消毒の仕方や残った梅の活用法も紹介!

梅シロップの氷砂糖や砂糖がどうしても溶けない時の対処法は?

ここまでは、梅シロップの氷砂糖や砂糖が溶けない原因と対処法を解説しました。ここからは、これらの対処法を行なっても砂糖が溶け残ってしまう時の最終手段を紹介します。

①梅シロップの瓶を揺する・かき混ぜる回数を増やす

梅シロップの氷砂糖や砂糖がどうしても溶けない時には、容器をゆする回数を増やしましょう。密閉性のある保存容器であれば容器を横にしたり、容器の上下を返したりして、底にたまっている砂糖が全体に行き渡るようにするとより効果的です。ただし容器のふたが閉まっていて、確実に梅シロップが漏れないことを確認してから行うようにしてください。

砂糖が容器の底に沈澱して固まってしまっている場合には、菜箸などで突いて砂糖の塊を砕く方法があります。雑菌の侵入を防ぐために、菜箸はよく洗って煮沸消毒したものを使い、この方法をとるのは1〜2回程度にしましょう。梅の実を傷つけてしまうと、梅シロップが濁る原因になるので気をつけてください。

②梅シロップを加熱する

梅シロップの加熱方法は、以下の通りです。

①梅シロップから梅の実を取り出す
②シロップを鍋に入れて、弱火で加熱する
③砂糖が溶けたら、鍋を火からおろして冷ます
④シロップを保存容器に移し替えて、冷蔵庫で保管する


これは梅シロップを加熱して温め、砂糖を溶かす方法です。梅シロップには酸が多く含まれるので、使用する鍋はアルミや鉄製ではなく、ホーロー鍋や土鍋を選んでください。あまり熱を加えると梅の風味が飛んでしまうので、沸騰させずに砂糖が溶けきった時点で加熱を止めるようにしましょう。

熱を加えると、多少なりとも梅シロップの風味が変化してしまいます。この方法は梅の実にしわがよって、完全に梅のエキスが出きってしまったのに砂糖が溶け残っている場合の、最終手段としてください。

梅シロップに砂糖が溶けやすくする方法も知っておこう

梅シロップを仕込む段階で氷砂糖や砂糖が溶けやすくなる方法があれば、後で苦労しなくて済むので安心です。ここからは作る前に知っておきたい、梅シロップに砂糖が溶けやすくなる方法を紹介します。

①溶けやすい砂糖の種類を使う

梅シロップに溶けやすい砂糖と溶けにくい砂糖はそれぞれ以下のようなものです。

【溶けやすい砂糖】
・はちみつ
・メープルシロップ
・氷砂糖

【溶けにくい砂糖】
・グラニュー糖
・上白糖
・黒糖
・きび糖
・てんさい糖


梅シロップは基本的にどのような砂糖でも作ることができますが、溶けやすさは砂糖によって違いがあります。溶けにくいように思われる氷砂糖は、表面積が大きいので実は溶けやすく、塊が大きいためにゆっくり溶けて、梅のエキスをじっくり引き出してくれます。粒が小さくさらさらとしたグラニュー糖や上白糖は、容器の底にたまりやすくなるため溶けにくいのです。

はちみつとグラニュー糖、氷砂糖と黒糖など、溶けやすい砂糖と溶けにくい砂糖を混ぜて使うのもおすすめです。砂糖が溶けやすくなるだけでなく、味に複雑さが出て美味しい梅シロップができあがります。

②梅を冷凍してエキスが出やすくする

冷凍庫に入れて凍らせた梅で梅シロップを作ると、梅からエキスが出やすくなり、砂糖が溶け残りにくくなります。通常完成まで10日〜2週間ほどかかりますが、冷凍した梅を使った場合の完成までの時間は1週間程度です。梅を冷凍すると果肉中の水分が氷になって梅の細胞を破るため、解凍された梅の細胞には破れ目ができてエキスが出やすくなるのです。

梅を冷凍するには、洗って水気を拭き取り、へたを取り除いた青梅を冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で一晩凍らせてください。あとは梅の実が凍ったまま容器に移し、砂糖を加えるだけで大丈夫です。

冷凍した梅を使うと香りが弱くなり、酸味と苦味が若干強くなる可能性があります。しかし早くエキスが抽出されて砂糖が溶けやすくなるので、完成までの時間を短縮できる、梅シロップが発酵しにくくなるというメリットがあります。梅シロップ作りに慣れていない人は、まずは冷凍した梅を使って作ってみると失敗しにくいのでおすすめです。

梅シロップの氷砂糖をしっかりと溶かそう

梅シロップの砂糖が溶けきらないと、梅シロップが発酵してしまう恐れがあります。溶けやすく適量の砂糖を使い、常温で保存して毎日容器をゆすり、砂糖をよく溶かすようにしましょう。梅からエキスをしっかり抽出して、美味しい梅シロップを完成させてください。

関連する記事