梨が腐るとどうなる?食べれるかの見分け方は?茶色い・柔らかいなど状態別に紹介!
【たにがみ農園監修】梨が腐るとどうなるか知っていますか?今回は、梨が腐った場合の見分け方や腐ったか・食べられるか迷いやすい状態についても紹介します。梨の日持ちする保存方法・賞味期限の目安や、梨を大量消費するレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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梨が腐ってる…?
梨は秋の訪れを感じさせる果物です。みずみずしく、食べると体を冷やしてくれるので、残暑の時期にぴったりです。しかし、梨の旬は気温がまだ高いせいか、梨は果物の中では傷みやすく日持ちしない果物と言えます。そんな梨が腐る原因とその環境について調べてみましょう。
梨が腐る原因と腐りやすい環境
梨が腐る原因になるのは下記の3つです。
・気温が高い
・湿度が高い
・収穫してから時間が経った
温度湿度共に高いことが梨の腐りやすい環境です。他の果物や野菜にとっても同様で、このような環境下で保存すれば、梨は腐りやすくなります。なるべく梨を長期間、美味しい状態で保ちたいなら、避けたい環境です。
谷上雄亮
たにがみ農園
爪あとなど皮の内部が見える傷口があるものや、傷口から果汁が出ている物は保存には向かないので、保存は避けた方がいいです!
梨が腐るとどうなる?見分け方は?
梨には賞味期限が書かれているわけではないので、古くなって腐っているのか、まだ食べられるのか迷うこともあります。そんな時に参考にしてもらいたい、腐った場合の見分け方について詳しく説明します。
①果肉が溶けている・かなり柔らかい
梨が腐り始めると、果肉がどんどん柔らかくなってきます。皮を剥いてみてわかる状態から見た目ですぐににわかる状態まで傷みは進んでいきます。
・果肉がかなり柔らかくなっている
・皮から汁が出ている
・果肉や果皮が溶けてドロドロになっている
果肉が少し柔らかいといった状態は悪くなりかけていて、賞味期限が切れた状態ですが、まだ食べることは可能です。しかし皮から汁が出るほど柔らかくなってしまったり、ドロドロの状態は完全に腐っているので、もう食べることはできません。
②梨が全体的に変色してる
梨の古くなった状態の特徴の一つに変色があります。梨の果肉は白いですが、それが茶色や黒に変色しているのは腐りかけている証拠です。部分的な変色から始まり、全体的に変色すると腐っている可能性が高く、他の変化と合わせて食べられるかどうか判断しましょう。
③味・匂いがすっぱい・異変がある
梨の見た目に変化がなくても、食べてみて変化を感じる場合もあります。梨が腐っている時の味の特徴は、下記のようなものです。
・極端に酸っぱい
・ピリピリするような刺激を感じる
このような梨は完全に腐っていますので、口に入れたものは吐き出してください。ここまで腐敗が進んでいる場合は、大概ツンとしたような酸っぱい異臭を放っています。
谷上雄亮
たにがみ農園
特に甘く糖度の高い梨は、保存条件によってはとても醗酵しやすく、醗酵すると酸っぱくピリッとした刺激になる場合があり、場合によっては薬の味がする場合もあります。