メロンが苦い原因は?食べても大丈夫?苦味を消す食べ方・レシピを紹介!
【野菜ソムリエ監修】メロンが苦い場合の原因を知っていますか?メロンを食べた時に甘味ではなく苦味を感じる事がありますが今回は、メロンが苦い原因や食べても問題ないのか紹介します。メロンの苦味を消す食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
メロンがかなり苦い…
みずみずしく甘いイメージのメロンが食べてみると苦いと感じる事がありますが、苦いメロンを実際に食べてしまった人はどのような苦さを感じたのか口コミを紹介します。
食べたメロンが苦かった人の口コミ
メロンが苦いかどうかは見た目では判断しづらく、食べてみないと苦いか分からない事が多いようです。他には苦い部分と甘い部分があるなどの口コミがありました。
Twitterの口コミ
もらったメロンが冷蔵庫に入れっぱなしでとても食べられない状態になってたみたい 外からは特に異常はなかったようだけど、切って食べたら苦かったらしい
Twitterの口コミ
昨日スーパーで買ってきて食べたメロンが凄く苦かった。見た目は熟してるんだが食べると苦い。甘く無いとかそういうレベルではなく、ゴーヤを10倍苦くしたような味。先に食べた子供は泣いてしまった。
メロンがそんな苦い事ってある?
メロンが苦い原因は?
甘いメロン苦くなってしまうのにはどのような原因があるのでしょうか。所々苦いメロンや全体的に苦いメロンの違いなど、メロンが苦くなる原因を紹介します。
①バラ色カビ病
バラ色カビ病とはトリコセシウムというカビに侵されたされたメロンの事を指し、食べた時にはこのような症状が出ます。
・所々に苦味を感じる
・口の中に痺れを感じる
・腹痛・下痢・嘔吐
元々メロンに含まれる苦味成分ククルビタシンがカビへの防御作用で増殖する事で苦いメロンになります。ちなみに、きゅうりやズッキーニが苦い場合があるのも、同じ成分「ククルビタシン」が原因になっています。
春日爽花
野菜ソムリエ
トリコセシウム属菌に汚染された場合はメロン自身が菌への防御作用のためにククルビタシンの産生を増し、そのことにより苦味が増えると知られています。
②未熟な個体だった
食べごろ前のメロンには苦味成分のククルビタシンが多く含まれていて、メロンが熟していくにつれてククルビタシンはだんだんと減っていきます。全体的に苦いメロンの場合、収穫が早すぎた事でメロンに元々含まれるククルビタシンの量が多い事が考えられます。
③熟しすぎにより発酵した
メロンが熟しすぎる事でも苦いと感じる事がありますが、発酵が進むとメロンに含まれるタンパク質分解酵素のククミシンが害虫から防御する為に味を変化させます。食べごろを過ぎたメロンの場合、舌がピりっと感じる時はククミシンによるものと考えられます。
(*メロンが腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)