ホッキ貝とは?旬の時期・産地は?値段や食べ方のおすすめも紹介!
ホッキ貝はどんな貝か知っていますか?旬の時期・季節はいつでしょうか?今回は、ホッキ貝の旬の時期や〈北海道・宮城〉など名産地のほか、値段や名前の由来など特徴を紹介します。ホッキ貝の寄生虫の注意点や、〈寿司〉など美味しい食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ホッキ貝とは?どんな貝?
お寿司屋さんでホッキ貝を食べたことがある人はいるかもしれませんが、詳しくは知らないことが多いのではないでしょうか。ここではホッキ貝の特徴、名前の由来、味わいなどを紹介します。
ホッキ貝の特徴
ホッキ貝の外見はハマグリとよく似た二枚貝で、大きさは幅13~15㎝にもなる大きな貝です。アサリやシジミなどの食用二枚貝の中で最も大きいホッキ貝は、一年に1cmしか成長しないため、大きくなるまで何年もかかります。食べられる大きさに成長したホッキ貝は、持ってみると中身が詰まっていてずっしりと重たいのが特徴です。
ホッキ貝は日本では漁獲量が減っており、国産のホッキ貝は高級品です。回転寿司などで見かける安い値段のホッキ貝は、主にカナダやペルーなどから季節を問わず輸入されているナガウバガイという同族の貝で、冷凍で流通しています。
ホッキ貝の名前の由来
ホッキ貝の名前の由来は、アイヌ語に由来するという説があります。また、北海道など北の海で獲れることから「北に寄った貝」ということで北寄貝と呼ばれています。ちなみに、ホッキ貝の正式名称は30年という長い寿命を持つことから姥貝(うばがい)と名付けられました。しかし、一般的に親しまれている名前はホッキ貝の方です。
ホッキ貝の味わい
ホッキ貝は新鮮なものをお刺身にして食べると、肉厚でジューシーな貝の旨味を堪能できてとても美味しいです。湯通しをするとホッキ貝の生臭さが軽減され、歯ごたえのある食感を楽しめます。また、ホッキ貝の貝柱やヒモの煮汁で炊いた炊き込みご飯は旨味成分が溶け出した出汁がご飯に染み込んで風味がよく、季節を問わずおすすめの食べ方です。
Twitterの口コミ
市場で
生きているホッキ貝が安かったので
今日は、ホッキカレー🍛ライス❣️
生の刺身でも食べられる
ホッキ貝です😃
ホッキ貝をいつもよりたくさん入たのでホッキの出汁がいつもより更に出てて
美味しいです❣️
おかわりできそう🥰😃
ホッキ貝の旬の時期・産地は?
多くの魚介類には旬という一番美味しく食べられる季節がありますが、ホッキ貝の美味しい季節はいつ頃なのでしょうか。有名なホッキ貝の名産地と併せて解説します。
ホッキ貝の旬の時期は冬
ホッキ貝の旬は牡蠣やハマグリと同様に冬の時期で、寒くなるにつれて漁獲量も増えます。北海道などの産地では7~8㎝くらいの食べられるサイズになったものだけを獲り、小さいホッキ貝は海に戻します。漁獲対象になるまで5年程度はかかるのですが、漁業協同組合では細かな漁獲基準を決めてホッキ貝を獲りすぎないようにしているのです。
ホッキ貝は北の方の浅い海の砂底に生息しており、小型底引き網漁や器具を使って挟み取る伝統漁法があります。
ホッキ貝の名産地
冷たい海水を好むホッキ貝は茨城県から北の太平洋と日本海に生息しており、以下のような有名な産地があります。
・北海道
・宮城
・苫小牧
・相馬
北海道はほぼ全域がホッキ貝の主産地で、その中でも苫小牧が1番の水揚げを誇っています。宮城県、山元町では9.5㎝以上のホッキ貝のみ獲ることができ、大ぶりな身は高級寿司ネタとして珍重される程貴重です。産地によっては5~6月の産卵期間は禁漁しており水揚げ量が減少します。
ホッキ貝の値段は高い?安い?
北海道のホッキ貝は高級品として知られていますが、どのくらいの値段で売られているのでしょうか。アサリやハマグリなどよく食べられている貝も含め、1㎏あたりの値段は以下の通りです。
・アサリ/1200円~1300円
・ハマグリ/2500円~6000円
・牡蠣/2000円~5500円
・ホッキ貝/2600円~7000円
ネットで買うとホッキ貝は他の食用貝の値段と比べて高く、一粒の大きさや産地によって値段が変わります。北海道などの産地に近い地域の漁港や市場では、上記の値段よりも安く手に入る可能性があるので、漁港まで足を運んでみるのもいいでしょう。