ホタテの砂抜きが必要な場合とは?下処理の仕方や焼き方のコツも紹介!

ホタテは砂抜きが必要かどうかを知っていますか?天然のものと養殖のもので違いはあるのでしょうか。今回は、ホタテの砂抜きが必要な場合や、砂抜きの仕方を紹介します。ホタテの下処理や美味しい焼き方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ホタテの砂抜きって必要あるの?
  2. スーパー養殖のホタテは砂抜き不要
  3. 天然のホタテは砂抜きが必要
  4. ホタテの砂抜きの仕方は?
  5. ホタテの下処理の仕方は?
  6. ホタテの殻の剥き方
  7. ホタテのウロ・貝柱の外し方と手順
  8. ホタテの美味しい焼き方のポイントは?
  9. ①強火で焼く
  10. ②調味料は控えめにする
  11. ホタテを美味しく下処理しよう

ホタテの砂抜きって必要あるの?

ホタテは貝の中でもスーパーなどでよく見かける馴染み深い食材です。シジミやアサリなどは砂抜きをして食べますが、ホタテも同様に砂抜きが必要なのでしょうか。ここでは、ホタテの育つ環境やホタテが砂利を吸いやすいのかについて紹介するので参考にしてください。

スーパー養殖のホタテは砂抜き不要

スーパーなどで販売されているホタテの多くが養殖で育てられたものです。養殖方法は、ホタテの貝に穴を開けひもを通して吊るしていく耳吊り方式という方法になります。この方法ではホタテが砂に触れず貝の中に砂利を吸うことなく成長するため、販売されている段階では砂抜きする必要はありません。

天然のホタテは砂抜きが必要

養殖のホタテは砂利を吸わない環境で育てるため砂抜きの必要はありませんが、天然の殻付きのホタテは砂抜きをする必要があります。しかし実際にはホタテは砂利を吸い込みにくい環境で生息していること、出荷時には砂抜きをされた状態であるため、ほかの貝ほどは砂抜きしても砂は出ないことが多いようです。
 

ホタテの砂抜きの仕方は?

ホタテの砂抜きの方法は以下の通りです。確実に砂抜きするためのポイントも紹介するので参考にしてください。

1.3%の濃度の海水を作る
2.帆立を入れ上からアルミホイルをかぶせる
3.冷暗所に2時間ほど置き砂抜きする


砂抜きする際のポイントはホタテが生息している環境と同じ状態を作ることです。天然のホタテが生息している海水温度は5〜22度と比較的冷たい水の中にいるため、温度は低めに設定しましょう。

ホタテは海底に生息しているためアルミホイルをかぶせることで光を遮り砂抜きしやすくなります。また、天然のホタテの砂抜きを自分でする必要は少ないですが、他の貝類も同様の手順行えるので覚えておくと便利です。

ホタテの下処理の仕方は?

採れたての新鮮なホタテが手に入った際、殻以外はすべて食べられるのでしょうか。ここでは殻つきのホタテを料理に使うための下処理の方法を紹介します。砂抜きは基本的に必要ないので下処理の方法を知れば新鮮なホタテの刺身も食べることができるでしょう。

ホタテの殻の剥き方

ホタテの殻の剥き方は以下の通りです。コツを覚えれば簡単に殻を開くことができます。

1.ホタテの貝殻の平らな方を下にして持つ
2.下の貝殻の面に沿ってナイフを動かし下のつなぎ目を切り離す
3.貝殻を貝柱から切り離す


専用のナイフもありますが家庭用のステーキナイフでも代用可能です。また、新鮮なホタテはまだ生きており殻を閉じようとするので、軍手をはめて行うとケガなく殻を開けられます。

ホタテのウロ・貝柱の外し方と手順

ホタテのウロ・貝柱の外し方は以下の通りです。

1.ホタテは殻から身を取り外しておく
2.柱の周りについている黒い色のウロを取り除く
3.ホタテの上の部分のヒモを取りエラも外す
4.ホタテの生殖巣を取り外す
5.ナイフで貝柱を切り落とす


ホタテの中で食べられないのはウロと呼ばれる黒色の中腸腺と、貝ひもと貝柱の間から見えるオレンジ色のエラの部分なので取り外したら捨てるようにしてください。また、砂抜きは必要ないですがヒモ部分に残っている砂は落とすようにしましょう。

(*ホタテのウロについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ホタテの黒い部分「ウロ」は食べれる?加熱でOK?取り方や黒い筋・線の正体も紹介!

関連する記事