フルーツトマトとは?甘さの秘密は「育て方」?高糖度な取り寄せ商品のおすすめも紹介!
【手島農園監修】フルーツトマトとはどんなトマトか知っていますか?実は品種名ではないのです。今回は、フルーツトマトの定義や、甘くなる特殊な『育て方』について紹介します。フルーツトマトの食べ方や、高糖度な取り寄せ商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- フルーツトマトとは?トマトの品種?
- フルーツトマトの定義は糖度8以上のトマト
- フルーツトマトが甘くなる仕組みは『育て方』にある
- トマトは「甘さ」のほかに「大きさ」でも分類される
- フルーツトマトの旬や産地は?
- フルーツトマトの旬は冬〜春
- フルーツトマトの名産地
- フルーツトマトの食べ方・レシピのおすすめは?
- ①フルーツトマトのグリル
- ②フルーツトマトとツナのサラダ
- ③フルーツトマトと豚肉のしゃぶしゃぶ
- 高糖度なフルーツトマトの取り寄せ商品のおすすめ!
- ①太陽のめぐみフルーツトマト フルティカ(糖度7.6~12)
- ②OSMIC first 2021(糖度12度)
- ③紅光の完熟フルティカトマト(糖度13度)
- ④リサ・クラシック フルーツトマトジュース (糖度11度以上)
- フルーツトマトを食べてみよう
フルーツトマトとは?トマトの品種?
フルーツトマトは食べやすさから人気のあるトマトですが、フルーツトマトという品種があるでしょうか。ここではフルーツトマトの定義のほか、普通のトマトとの違いや甘くなる仕組みを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
フルーツトマトの定義は糖度8以上のトマト
農林水産省はフルーツトマトについて、トマトの中の水分を抑えて完熟させ、糖度を高めたものを指すとしています。つまり、フルーツトマトは甘みがあるトマトの総称であり、品種名ではありません。フルーツトマトと称して販売するにあたっては、具体的な糖度の規定もないのも実情です。
市場では普通のトマトの糖度が4~5度程度であるのに対し、8度以上のものをフルーツトマトとして販売することが多いようです。
手島孝明
手島農園
ここでみなさんに美味しいトマトの見分け方をご紹介します。美味しいトマトは例外なくスターマークと呼ばれるものがあります。スターマークとはトマトのおしりの部分から放射線状に伸びている白い線のことを言います。お店でトマトを購入する際は是非チェックしてみて下さいね。
フルーツトマトが甘くなる仕組みは『育て方』にある
フルーツトマトが甘くなる仕組みは『育て方』にあり、同じ品種のトマトでも育て方によって普通のトマトとフルーツトマトに作り分けることが出来ます。このフルーツトマトが甘くなる理由は、極限まで水分を与えない育て方にあるようです。
具体的には水分量を減らすために水はけの良い土壌にしたり、排水効率を上げるためのシートを使い根の範囲を制限したり、雨除けをして外部からの水分を出来るだけ遮ります。そうすることによりトマトの甘味成分が濃縮され、糖度を高めることが出来るのです。
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手島農園の男気トマト(オリジナルブランド)は雨水が入らないビニールハウスで栽培しています。植え付け時以降、一切水を与えない無かん水栽培で育てているため濃厚な味わいが特徴のトマトです。無かん水栽培は当農園独自の栽培技術です。
(※手島農園さんの公式HPはこちらです。トマト栽培に対しての農園の想いを熱く語っているのでぜひご覧ください!)
トマトは「甘さ」のほかに「大きさ」でも分類される
トマトは甘さだけではなく大きさの違いによって大玉・中玉・小玉に分類され、大玉は150g以上で中玉は40~150g、小玉は40g以下になります。一般的には大玉をトマト、中玉をミディトマト、小玉をミニトマトと呼ぶことが多いでしょう。
なお、フルーツトマトは育て方の都合で大玉には育てることは難しいため、大きさによって分類した場合はミディトマトやミニトマトに分類されるものが多いです。
(*トマトの大きさ別の種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
フルーツトマトの旬や産地は?
フルーツトマトと普通のトマトの違いや、フルーツトマトの育て方の仕組みがわかりました。ここではフルーツトマトの旬の時期や産地を紹介するので、購入する際の参考にしてください。
フルーツトマトの旬は冬〜春
フルーツトマトは湿度が低く、日照時間や日射量が増えはじめる冬~春が旬の時期です。冬の寒い時期はなかなか実は大きくならないですが、その間に糖分を蓄えるため、甘さの強いフルーツトマトになります。春以降は気温が高くなり、完熟するまでの時間が短くなるため、遅い時期になるほど少しずつ糖度は落ちていくようです。
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春のトマトは日数をかけて赤くなるため濃厚な味わいになります。一方、気温が高い夏場のトマトは温度で赤くなるため酸味のあるさわやかな味わいが特徴となります。