べっこう飴が固まらない原因と対処法5選!失敗した時の再利用法も紹介!
べっこう飴が固まらない原因を知っていますか?なぜなのでしょうか?今回は、べっこう飴が固まらない・ザラザラになる原因を5選を紹介し、失敗なしで作るレシピも紹介します。失敗した時の再利用・アレンジ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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べっこう飴が固まらない…。どうすればいい?
べっこう飴は砂糖と水があれば自宅で簡単に作れますが、失敗する人が多いのも事実です。しかし、べっこう飴の作り方のコツを覚えてしまえば、それほど難しくありません。ここでは、べっこう飴が固まらない原因と対処法について説明します。
べっこう飴の固まる時間の目安は5分
前提として自宅でべっこう飴を作る場合、固まるのにかかる時間の目安は5分程度です。5分を超えてもべっこう飴が固まらない場合は、失敗したと考えられます。時間を過ぎてもべっこう飴が固まらない時は、その後待っていても固まる可能性は低いため、飴以外に活用する方法を考えたほうが良いでしょう。
べっこう飴が固まらない・ザラザラになる原因5選!
べっこう飴が固まる目安時間である5分を経過しても固まらない場合、材料の分量や作り方に何が原因があると予想されます。ここではべっこう飴が固まらない、あるいはザラザラになってしまう原因を5つ紹介します。
①水の量が多い・砂糖が少ない
水の量が多いあるいは砂糖の量が少ないことは、べっこう飴が固まらない原因となります。砂糖の分量に対し水が多少多くても、鍋に入れた後で時間をかけて水分を蒸発させればしっかり固まるものです。しかし、水分がしっかり蒸発する前に鍋から下ろしてしまうと、固まらない可能性が高くなります。
ただし、固まらなかった場合でも電子レンジでの加熱に耐えられる場合は、電子レンジで少しずつ温めて水分を飛ばすと固まることもあります。クッキングシートやシリコンの型などに入れ、色の変化を見ながら試してみてください。
②砂糖水の煮詰めが足りない
砂糖水の煮詰めが足りないことも、べっこう飴が固まらない原因となります。水の沸点は100℃ですが、砂糖水は160℃です。砂糖水を加熱して泡が立ち始めるのは100℃を超えたあたりですが、その時点では十分に水分は蒸発していません。砂糖水から立つ泡は一度大きくなった後、小さくなり始めてべっこう色に変化します。
しかし、砂糖水が色づいた程度で火を止めてしまうと固まらないことが多いのです。大きな泡が出て2分以上加熱して、しっかり砂糖水を煮詰めることが固めるコツかつ美味しく仕上げるポイントです。
③砂糖は上白糖かグラニュー糖を使う
自宅でべっこう飴を作る際には、同じ作り方でも固まりやすい上白糖かグラニュー糖を使うことをおすすめします。べっこう飴は砂糖と水で作るものとはいえ、適した種類を使わなければ固まらない原因となります。これは上白糖やグラニュー糖は精製されているので、糖蜜が含まれていないことが理由です。
一方でお菓子作りに多用される三温糖は、素人がべっこう飴を作るのには適さないといわれています。ほかにも、きび砂糖で作るのも難易度が高いようです。
④火力が足りない
砂糖水を煮詰める時の火力が足りないことも、べっこう飴が固まらなくなる原因の1つです。これは火力が足りないことで加熱が足りず、時間をかけても砂糖水の水分を十分に蒸発させられていないことによります。コンロが複数ある場合は火力がそれぞれ違うことも多いので、強めの火力を維持できるコンロを使用しましょう。
⑤砂糖水をかき混ぜ過ぎている
砂糖水を加熱しても色が変わらず、ザラザラした食感が残って固まらない時は、砂糖水をかき混ぜ過ぎている可能性が高いです。べっこう飴を作る際には砂糖水を箸でかき混ぜるのではなく、鍋を揺らすのが基本です。鍋が焦げ付くのを恐れてゴムベラなどでかき混ぜることで、ザラザラに仕上がるので注意が必要です。