カレーの隠し味に「ヨーグルト」が合う!入れる分量・タイミングなど解説!
カレーの隠し味にヨーグルトが相性良いと知っていますか?今回は、カレーにヨーグルトを入れるメリット・効果や、分量・入れるタイミングなど基本の入れ方にくわえて、分離・ダマを防ぐコツなども紹介します。ヨーグルトを隠し味として使ったカレーレシピ例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カレーにヨーグルトって相性いい?まずい?
カレーの隠し味といえばはちみつやリンゴを思い浮べがちですが、ヨーグルトを隠し味に使う家庭も多いようです。カレーとヨーグルトは、相性が良い組み合わせなのでしょうか。まずは、なぜカレーにヨーグルトを加えると良いのか、その効果とメリットから紹介します。
カレーの隠し味に「ヨーグルト」を入れる効果・メリット
実はカレーの本場インドでも、ヨーグルトは隠し味に活用されています。ヨーグルトを隠し味に使う効果とメリットは以下の通りです。
・肉が柔らかくなる
・辛さがまろやかになる
・軽やかでさっぱりした味わいになる
ヨーグルトには、酵素の力で肉を柔らかくしてくれる効果があります。カレーにヨーグルトを加えて煮込むことで具材が柔らかくなり、美味しい仕上がりになるでしょう。可能であれば事前に肉をヨーグルトに漬け込んでおけば、さらにホロホロに柔らかくなったチキンカレーになります。
ほかにも、カレーの辛さやこってりとした重さもヨーグルトの適度な酸味との相性が良く、さっぱりとして食べやすくなるメリットがあります。食べる直前の仕上げに少量のヨーグルトを加えるだけでも風味は格段に良くなるでしょう。
Twitterの口コミ
鶏ムネ肉やわらか無水タンドリーチキンカレーです。
ヨーグルト効果でムネ肉がしっとりやわらかく仕上がります。
ルウは使わずにカレー粉とケチャップソースで作ります。身近な調味料でレンジだけで10分で作れるのでぜひ作ってみてください。
辛すぎないので子供もOKです👍
https://mariegohan.com/12241
(*カレーの隠し味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カレーの隠し味「ヨーグルト」の入れ方は?タイミングがいつ?
失敗が少ないのがカレー作りの魅力ですが、ヨーグルトを入れるタイミングや分量を間違えると、酸味が強くなりすぎたり分離したりする原因となります。ここでは、ヨーグルトを加えるタイミングや分量を確認しましょう。
カレーにヨーグルトを入れる分量
カレーに入れるヨーグルトの分量は特に決まっていません。しかし、大量にヨーグルトを加えると酸味が強く美味しくないカレーになってしまうため、隠し味として使用する時は1人前に対して大さじ1杯を目安とすると良いでしょう。
なお、ヨーグルトを直接カレーに加えるのではなく、肉をヨーグルトに漬け込んでおく場合も1人前当たり大さじ1杯程度を目安にしておくとふき取るなどしなくて済みます。
カレーにヨーグルトを入れるタイミング
美味しいカレーに仕上げるには、ヨーグルトを加えるタイミングも重要となります。カレー粉を使う場合とカレールーを使う場合とで、タイミングは以下のように異なります。
カレー粉の場合: 食材を炒めた後
カレールー: ルーを入れる前
ヨーグルトをカレーの隠し味で使用する際に、一番気をつけたいのが分離です。ヨーグルトは加熱すると分離してしまい、ザラザラした舌触りが悪いカレーに仕上がってしまうので入れるタイミングに配慮する必要があります。
カレー粉を使用する際は、最初に具材をカレー粉と一緒に炒めることが多いでしょう。この場合はカレー粉の前にヨーグルトを加えると、具材とともにヨーグルトまでも高温で炒めることになってしまい、ヨーグルトが分離しやすくなります。そのため、食材を炒め終わった後のタイミングで加えるのがコツです。
また、カレールーを使用する場合は、先にヨーグルトを少量加えて煮込んでから仕上げに残りのヨーグルトを加えると分離しにくくなります。先にヨーグルトを加えて煮込むことで、鶏肉も柔らかくなるでしょう。いずれの場合も、ヨーグルトを加えた後は弱火で煮込んでください。
カレーにヨーグルトを入れる際のポイントは?入れすぎたらどうする?
ヨーグルトを隠し味に使う際は、ポイントを押さえておくことでより美味しいカレーに仕上がります。ここではヨーグルトを加える時のコツや、ヨーグルトを入れすぎてしまった時の対処法を紹介します。
①ヨーグルトをトロトロの状態にしてダマになる・分離するのを防ぐ
開けたばかりのヨーグルトは、ホエーと呼ばれる液体の部分とヨーグルトの固形が分離している状態となっています。これを、使用する前に良くかき混ぜ、ヨーグルトのかたまりが無くなるまでトロトロな状態にして加えるとダマになったり分離したりするのを防ぐことができます。また、ヨーグルトは酸や高温でも分離してしまうので、火加減は弱火を心がけましょう。