紅こまちの特徴とは?どんな品種のさつまいも?美味しい食べ方・レシピも紹介!
さつまいもの品種「紅こまち」を知っていますか?今回は、「紅こまち」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「紅こまち」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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紅こまちの特徴は?どんなさつまいもの品種?
紅こまちは、市場に多く流通しているさつまいもである紅あずまの兄弟品種で、高系14号と黄金千貫をかけ合わせて作ったものです。皮は紫色で紡錘形をしており、中は黄色くさつまいもらしい見た目をしています。できた当初は最強のさつまいもとまで言われていましたが、最近では見かけることはほとんどなく幻の品種と言われています。
紅こまちは一体なぜ最強のさつまいもと呼ばれていたのでしょうか。まずは紅こまちの味わいや食感、カロリーを見てみましょう。
紅こまちの味わい・食感
紅こまちは昭和50年に品種改良によってできたさつまいもです。現在では甘みの強いさつまいもが数多くありますが、当時はそれほど多くはなかったことから、紅こまちが誕生した当初はその糖度の高さから最強のさつまいもと言われていました。しかし、病気になりやすく栽培が難しいため、紅あずまが登場するとほとんど出回ることがなくなっていきました。
さつまいもは品種によって食感が分かれますが、紅こまちはホクホクとしたタイプで焼き芋やふかし芋にするのがおすすめです。紅こまちは焼き芋にするとホクホクしたさつまいもでありながら黒い蜜がたっぷり染み出ることがあり、しっとりした食感も同時に味わえるのが特徴です。
Twitterの口コミ
食べたくなって作った
栗源で買ってきた
紅こまち🍠
ホクホク系だね
いっただきまーす!
Twitterの口コミ
ちなみに千葉県では紅こまちというこれもまたホクホク系のおいしいさつまいもがあって、これの焼き芋が至高なのでおすすめです
紅こまちの糖度
紅こまちの糖度は、他のさつまいもと比較すると以下の通りとなっています。
・紅こまち:不明
・紅あずま:14度
・安納芋:20度
・紅はるか:40度
紅こまちの糖度は残念ながら具体的には不明でしたが、兄弟品種である紅あずまと同程度と推測されます。なお、紅あずまは焼き芋にすると糖度が30度になりますが、紅こまちも同等かそれ以上と考えられます。
(*さつまいもの糖度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅こまちのカロリー
カロリー | 糖質 |
132kcal | 29g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は平均的なさつまいも100gのカロリーと糖質となっています。紅こまちのカロリーや糖質量に関しては具体的な数値は不明ですが、上記に近いと考えて良いでしょう。
さつまいもは野菜の中でも甘みが強いのが特徴ですが、カロリーはそれほど高くなく、ご飯100gあたりが170kcalであるのと比較すると低めです。ご飯に混ぜてさつまいもご飯にしてもカロリーが抑えられるので、ダイエット中には嬉しい野菜と言えるでしょう。
(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅こまちの旬の時期・産地は?
紅と付く名前のさつまいもの種類は数多くありますが、紅こまちはそれほど多く出回ることはありません。糖度が高くさつまいもの中でも一番甘いと言われていた紅こまちはぜひ食べてみたいものですが、旬や産地はどのようになっているのでしょうか。
紅こまちの産地
昔はさつまいもの中で一番甘いと謳われていた紅こまちですが、紅こまちはさつまいもの中でも栽培が難しく、作っている農家もほとんどありません。茨城県や千葉県のごく一部でしか栽培されておらず、幻のさつまいもと言われるのはこういった理由のようです。
産地の道の駅では紅こまちのソフトクリームが人気となっているので、道の駅を訪れれば時期によっては加工されていない状態でも販売されている可能性があります。